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フード・インク [DVD]

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登録情報

  • 出演: ドキュメンタリー映画
  • 監督: ロバート・ケナー
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 英語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 紀伊國屋書店
  • DVD発売日: 2011/07/30
  • 時間: 94 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B005094Q1A
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 2,644位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

ごはんがあぶない!!
第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート!アメリカでは公開翌週に上映館が20倍となる大ヒット!
まるで映画(フード・インク)のままのことが世界で起きている?!! 日本を震撼させた「牛肉《ユッケ》食中毒事件」、欧州では大腸菌汚染拡大。Twitterでは「『フード・インク』で取り上げられた内容が日本でも現実に起こってしまった!!」「今、まさに映画のままのことが起きている」と多数つぶやかれ、配給会社は問い合わせの電話で一時、騒然となった。
体にいいオーガニック・フードとスーパーに並ぶお手頃価格の“フード”。同じ食品でも価格にこれほど差があるのはなぜなのか?その理由は農業が巨大企業になってしまった異常な食事情にあった…。
地平線まで続く巨大なとうもろこし畑や、飛行機を使って一瞬で散布する農薬。世界最大級の精肉工場のベルトコンベアーで処理されていく牛や豚。アメリカサイズのダイナミックな農業スタイルはより安く、効率良く食べ物を収穫するためのもののはずだった。しかしそれが生み出したのは、数社のみが莫大な利益を得る業界のおかしな構造と、日本でも表示が義務付けられていない“遺伝子組み換え食品”の問題、さらに低所得者層に集中する糖尿病、相次ぐ食中毒…。この問題作をプロデュースしたのは映画『ファースト・フード・ネイション』の元となった「ファーストフードが世界を食い尽くす」の著者であるエリック・シュローサー。アメリカでは農業の工業化問題の第一人者と言われる彼と、監督のロバート・ケナーとが、実に6年もの歳月をかけ完成させた。知らない間に大きなシステムに組み込まれてしまった私たちが、今、本当に食べたいものは何なのか?観れば必ず今日のごはん選びが変わる、フード・ドキュメンタリー。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

食品の安全や業界の裏側に鋭く切り込んだフードドキュメンタリー。大規模で飼育・加工される米国の食肉産業の実態や遺伝子組換え食品が及ぼす影響などを明らかにしていく。安価な食品の危険性を訴え、巨大食品会社を真っ向から否定した問題作。

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40 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
アメリカの食肉産業の内部をガラス張りにした作品。身動きもできないほど狭い糞まみれの牛舎で本来食べるべきでないとうろもこしを食べさせられ病気になると抗生物質を投与され、不衛生のためにサルモネラ菌が発生すれば肉塊をアンモニアで洗浄する食肉工場は、もはや人には見せられないほど想像を超えた嫌悪すべき場所になりはててしまった。

そこで働く人々は何百キロも遠くから連れてこられたなんの権利も持たない移民たち。つりさげられた豚が落下しその衝撃で病院に行って流産を告げられた女性のラインワーカーに対して会社がしたことは、無断欠勤による解雇。

都会の高層ビルで優雅に働くホワイトカラー達には肉を出荷するブラックボックスをいかに低コストで運営するかということ意外考える余地はない。

このドキュメンタリーを見て目が覚めた人は是非「ありあまるごちそう」、「キングコーン」も見てもらいたいが、この「フードインク」で一番印象だったのは、自然な畜産をやって成功しているJOEL SALADIN氏が運営する家畜農場 POLYFACE FARMだ。彼の仕事と言葉を聞くと、すすむべき道が見えてくるような気がした。

彼の主張は、自然のまま育てるのが一番低コストだということ。別の国から石油を使って飼料を運ばなくても、土地には草が生えるし、糞は土と交じり合って肥料となる。確かに肉だけで比べれば食肉工場には太刀打ちできないけれども、飼料のコーンには多大な助成金が使われており、国民の多くは糖尿病になりO157などのいままでなかったような細菌で病気が増え、自然環境の破壊などのトータルのコストで考えればPOLYFACE FARMなどのオーガニック農園のほうが持続性があるに違いない。なによりも見ていて美しく労働者は幸せそうだ。それが人類にとって一番大事なのではないか。

JOEL氏がもう一つ語ることは、人間性だ。家畜をモノのように扱うことは、労働者をモノのように扱うことにつながり、しいては人間同士の精神性にまで影響する。これは特に今、巨大企業で働く人間にとっては耳の痛い話だ。給料の安い国の人間に仕事を回し、使えない社員はさっさと辞めてもらう。人間がどんな気持ちになろうが企業の利益に関係ないのであれば知ったことではない。

この作品を世界中の人たちが見て、みんなが普通の仕事をして普通に幸せになれることを願いたい。
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34 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hy11-11-17 トップ1000レビュアー
 巨大企業の圧力にめげず、やっと一軒だけ撮影を許可してくれた家畜農家のおばさんがいた。彼女の集団飼育場で、ぎゅうぎゅう詰めに飼われているニワトリ達は、まともに身動きもとれず、体を肥大化させるためのいわくつきの餌を与えられ続け、やがて屠殺されるだけの運命だ。体が弱りきっているため、ちょっと歩いただけでも足が折れてしまうニワトリ達を見ていたら、“生命の尊厳”などこの場所にはないのだなと、暗い気持ちになった(まるで、ナチスの強制収容所みたいだ)。
 ファースト・フード革命によって食品は、安価に早く、しかも大量に流通されるようになり、多くの人に便利さを提供することができた。しかしその反面、食品が文字通り工業製品のように扱われることで、様々な弊害が発生してしまったのも事実なのだ。
 映画で語られるそれら弊害の数々を、ここですべて紹介することはできないが、一番問題となるのは、やはりそれら“工業化された食品”を食べた人間たちに、健康上の悪影響を与えるという事実だろう。
 例えば、毎日ファースト・フードを食べ続けているアメリカ人一家が全員糖尿病になってしまったというエピソードなどは、突き詰めていけば深刻な社会問題だろう。とにかく製造過程で効率を最優先するあまり、それを食べる人間の健康に対する配慮が置き去りになっているのが現実なのだ。特に恐ろしかったのが、(最近日本でも話題になっている)大腸菌による死亡事故のエピソードだ。そもそも、あのO-157が発生したのも、牛を早く肥えさせるために飼料にコーンばかりを与え続けて、牛の胃が悪くなり、腐った状態になってしまったからだという。しかも、肉を大量に流通させ加工する過程で、その量の多さゆえに、衛生管理がおろそかになり、そこに大腸菌の繁殖する温床ができてしまうというのだ。(食肉加工場で隠しカメラで撮られた現場の映像が、まるで悪夢のようだ。)そういった事実を知ったあとに、オーフラー・ウィンフリーじゃないけれど、果たしてハンバーガーを食べることができるだろうか?
 世界の経済の潮流に乗って、(アメリカの)食品業界も再編、統合を繰り返し、いくつかの巨大企業が市場を支配する構図になっているという。食品の工業化による様々な実害が明らかになり、それを食い止めようにも、彼らが様々な権力を行使して、自分の利潤を守ることができるというのだ。つまり、国民の健康よりも、企業の利潤が優先されているというのが、この映画が教えてくれたもう一つの恐ろしい現実だ。
 果たして、この現実はアメリカだけに限ったものなのか?利潤や効率ばかりを優先していれば、結果的に日本でも同じようなことが起こる(起こっている)のではないか。食品について、決して超えてはならない一線を知るためにも、この恐ろしいドキュメンタリーは必見である。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kotori
「食の社会見学」シリーズ第1弾。第2弾の「ありあまるごちそう」は当たり前のことをなぞってまとめた感がありますが、本作は極めて挑戦的です。アメリカの農家はなぜコーンばかり育てるようになったのかを作品にした「キング・コーン」、穀物と成長ホルモン剤で育てられた牛肉の問題を扱った「いのちの食べかた」、それに足して劣悪な労働形態で豚を解体させられる移民者、大量の農薬を散布されても枯れない遺伝子組み換え耐久大豆の種子問題まで詰めに詰めきっています。大企業に逆らったり危険を訴えると訴訟を起こされるため、真実に口を閉ざすしかない農家の実態。政権と一体化して市場を独占し、助成金で向かうところ敵なしの安いコーンの輸出を続け国外の農家まで潰してしまう。中でも衝撃的なのは大手数社で市場を独占し、契約する養鶏農家の鶏舎の中を決して見せないように圧力をかける巨大精肉会社。たった1つの農家が鶏舎の中の撮影に協力するが、そこで見た光景は抗生物質を混ぜた飼料を与えられて自分の体重を支えきれず足が折れて死んでしまう鶏たち。取材に応じた農家は新システムを拒否したとして精肉会社から契約を切られてしまう。こんなテーマのDVDを見るのは、工業としてシステム化され作られたファーストフードを食べて太った時。ファーストフードを絶ってダイエットしたのに、油断してファーストフードに手を出したら1ヶ月で5キロも太ってしまった。
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