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フードバンクという挑戦  貧困と飽食のあいだで
 
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フードバンクという挑戦  貧困と飽食のあいだで (単行本)

大原 悦子 (著)
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「完璧でない」からと捨てられる食べ物。一方で、食べることに困っている人が大勢いる。両者をつなぐ活動の最前線、アメリカと日本から。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大原 悦子
ジャーナリスト。1958年東京生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。82年、朝日新聞社に入社。東京本社学芸部記者として文化面などを担当。在職中にハーバード大学ケネディ行政大学院修士課程修了。99年フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 187ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2008/7/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4000246445
  • ISBN-13: 978-4000246446
  • 発売日: 2008/7/18
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 198,826位 (本のベストセラーを見る)

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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本の食料問題に対する1石です, 2008/7/20
 フードバンクの仕組みは、まだ十分食べられるのに捨てられていた食品を食品会社から寄付してもらい、食べ物に困っている人に無料で届ける運動です。日本でも餓死者が発生していますし、格差社会のもとで生活困窮者が増えてきています。余剰食品は流通の様々な場所で発生します。それをフードバンクが集め、原則として個人でなく、福祉施設や団体に届けます。こうした施設は食の専門家がいて「不適切な扱い」が起こりにくいのです。フードバンクの趣旨を理解し、信頼関係を築いている団体に配ることで、寄付された食品がよそに転売される心配もなくなります。フードバンクで扱うのは全て賞味期限内の食品です。
 この運動はアメリカから始まりました。以前読んだボランティア関係の本に学校で生徒に給食を与えるボランティア活動のことが書かれていました。アメリカ人はキリスト教の関係で寄付やボランティア活動を行います。
食物を与えることはボランティア活動の原点となっているようです。池に小石を投げて波紋が大きく広がるようにこの本を契機に各地でこのような活動が広まって欲しいものです。
 食料自給率39%(カロリーベース)、食料廃棄率25%の日本です。企業は廃棄コストを減らすことができ、困っている人たちは食費を節約できる。「もったいない」を「ありがとう」に変えるユニークなシステムです。
       食品衛生コンサルタント
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 価値ある一冊, 2008/10/12
「フードバンクって何?」という人が読むのに最適な本。私もその一人だったが、この本によって新たな、大切なことを知ることができ大きな充実感を得た。

フードバンクやボランティアが根付いているアメリカと日本の違い・温度差が浮き彫りにされており、歯がゆい思いを抱いてしまう。

食べ物を無駄にしないために・お腹を空かせている人たちのために、私たちにできることは確かにある。

まずは「知ること」が第一歩。

食べ物について、どう考えどう扱うのが最善なのか、日本社会が新たな価値観をもって思案すべき時が来ていると思った。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 何か社会の役にと思う人に。企業のCSR担当、行政マンにも是非!, 2008/7/29
By Chikazu (東京三鷹市) - レビューをすべて見る
 フードバンクとは何か、そして発祥の地アメリカでの歩みと、日本で始まった取り組みの現状と課題が語られている本。筆者が実際に活動に参加し、1年以上のインタビュー期間を経て書かれているだけあって、「きれいごと」にとどまらないドキュメントが各所に織り込まれている。
 フードバンクとは、十分な賞味期限を持ちながら廃棄される食品を引き取り、援助の必要な人に対して分配する活動のこと。分配先には必ず管理栄養士をはじめとした食の専門家が介在できるところに限られ、「B・C級品の二次取引場」とならない保障がされている。
 アメリカでは、大手食品メーカー・流通企業であれば、一般的な社会貢献の一環として根付いている活動だ。

 自分たちのすぐそばにあって気づかれない貧困の現実、知らないというよりひょっとしたら気づかないふりをしているかも知れない飽食社会の実際が、実際の数値も交えて描かれている。読後はヒトゴトではいられない気持ちになるだろう。
 まだまだ発展途上の日本でのフードバンク活動が広まっていくきっかけ、食をめぐる企業活動や政策が変わっていくことを願わずにはいられない。
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