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フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)
 
 

フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫) [文庫]

ウンベルト エーコ , Umberto Eco , 藤村 昌昭
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 860 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

二千年王国を夢みるテンプル騎士団。秘密の記号にこめられた世界制覇への野望とは?二十世紀最高の知的興奮小説、待望の文庫化

内容(「BOOK」データベースより)

「追われている。殺されるかもしれない。そうだ、テンプル騎士団だ」ミラノの出版社に持ち込まれた原稿が、三人の編集者たちを中世へ、錬金術の時代へと引き寄せていく。やがてひとりが失踪する。行き着いた先はパリ、国立工芸院、「フーコーの振り子」のある博物館だ。「薔薇の名前」から8年、満を持して世界に問うエーコ畢生の大作。

登録情報

  • 文庫: 566ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1999/06)
  • ISBN-10: 416725445X
  • ISBN-13: 978-4167254452
  • 発売日: 1999/06
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 20,932位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ダユ
形式:単行本
「ウソでも百回繰り返せば本当になる」と言ったのは誰だったか。
迷信、迷妄、それ自体が実体の無いものであったとしても、それを信じる人が力を持つようになったとすれば、それはもう立派な現実となってしまうのである。これはそんなようなお話だ。

物語は壮大な言葉と歴史とオカルトの探索の旅、知的好奇心はシビレっぱなしである。めまいがするほどに巨大な知の殿堂。宝捜しのような楽しさが、突然怒涛のように動き出すサスペンスに侵食され、あとは一気にラストへなだれ込む。ガラス越しに安全な場所から謎を楽しんでいたはずの傍観者たる自分が、気がつけば当事者に。この恐ろしさ、ドキドキ感。味わわずしてなんとするか。

このレビューは参考になりましたか?
36 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daepodong VINE™ メンバー
形式:文庫
 エンターテイメント性では前作が上。そして物語のスケール、緻密さでは本作が上。出来は甲乙つけ難いと思われます。エーコの膨大な知識をいちいち検証しようと思って読んでいたらいつまでたっても読書が進みませんので、「えいっ!」っと作者を信用してひたすら読み進めるのが吉と思われます。ふたつの時間軸が前後するのも、よくある構成とはいえ、読者を混乱に陥れる原因となります。そしてどこまで史実に則って、どこまでがエーコの創作なのかわからない物語の伏線も。
 文庫化されて入手もしやすくなりましたし、物議を醸す訳もありますが(「恐れ入谷の・・」以外にも驚愕の訳がいくつか登場します。確かにやり過ぎ。)、ストーリーを追う上ではそれほど障害にはならないと思われます。というか、日本語以外で読むのはきっと辛すぎ。
 「薔薇の名前」に魅せられた方は是非怖がらずにご一読を。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By scarlet
形式:文庫
 きっと読みきるのが難しい部類の話だと思う。
 まき戻る時間、突然現れるベルボの小説のような小説、出版社の事務室の中のマニアックすぎる会話、時折現れるサンジェルマンの影、場と心を乱すロレンツァの姿。

 最初は遊び半分、けれども次第にのめりこんで行く「真実を作りだすこと」に、もし読んでいるこちら側もハマってしまったら、多分、物事を見る目が少し歪んでくると思う。

 読後、物事を片端から関連付ける癖がついてしまって未だに苦労している。

 テンプル騎士団や薔薇十字、ユダヤ教の秘儀、ゴーレム、オカルトの知識がほとんどないのでぽんぽん飛び出す専門用語には苦労するけれど、それを知るのも醍醐味。

 難をつけるなら、これはどう見てもミステリーではないだろう。
 ラストを迎えても、考えねばならない事がたくさんありすぎる。

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洞窟

編集中
投稿日: 2009/7/7 投稿者: 踊奉行
作品は凄いんだけど・・・
「薔薇の名前」がとても好きなので、文庫化された時にすぐに買って読み始めた物の・・・とても読みにくかったです。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/15 投稿者: かのんSSS
神の視点
1988年のウンベルト・エーコの作品。主人公ガゾボンがテンプル騎士団の陰謀を探る内にそれに巻き込まれていくというのが、この作品の娯楽性の部分の主体で神秘学、オカル... 続きを読む
投稿日: 2008/6/11 投稿者: ホシガエル
二度目の挑戦で面白さを知った
購入時は挫折したが、改めて読みだしたら、面白さにどんどん引き寄せられた。いえ、書いてあることの半分も理解できていませんけど(爆)。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/23 投稿者: むじな丸
つらい
「すべては繋がっている」という「陰謀のセオリー」。われわれはあふれる記号の海を生きている。直感と推論なき歴史学など存在しない。この作品では、「陰謀論」の生成過程が... 続きを読む
投稿日: 2006/7/5 投稿者: かがりひらく
興奮
エーコは翻訳にあまり重点を置いていません。翻訳とは原語を自国のよく似た言語に変換するわけですが、情報工学のエントロピーの法則では翻訳すれば情報のかなりの部分が拡散... 続きを読む
投稿日: 2005/3/23 投稿者: 人生の午後3時
Metatron
~ymatsui4さんが書いておられる素粒子加速装置は"Metacyclosyncrotron"(英訳)だと思うのですが、この英単語の意味は今... 続きを読む
投稿日: 2005/1/18 投稿者: 市川左團扇
誤った関連づけの危険についての大論説
日本語版が余りに劣悪なので,英語版に切り替えたら,読了に1箇月かかった.いけさんが怒って居られる恐れ入谷の鬼子母神は,英語版では Amen. 続きを読む
投稿日: 2004/12/11 投稿者: ymatsui4
フーコー・ワールドここにあり
個人的には面白かったけど、その絡み合う縦糸と横糸の接点に浮かび上がってくるものの、何処までがまじめで、何処までがジョークで、何処までが暗喩か、よくわからない。続きを読む
投稿日: 2004/8/12
思わず忍耐力がついてしまう面白さ
出だしの難解さに思わず読むのを止めてしまおうかとも思ったが、上下巻とも買ってしまったのでもったいなくて留まった。そこを何とか突破したあとも、この作者はオカルト文献... 続きを読む
投稿日: 2000/11/25 投稿者: "gongon"
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