「桃源郷」「風の谷」などと呼ばれ、風光明媚で知られているフンザだけれど、
そのフンザを写した写真集は少ない。
フンザの写真集が出るということで、発売前からかなり期待していたのだけれど、
手にとってみてがっかりした。
フンザの風景事体は美しいのだけれど、
黒と白の色合いのない世界にフンザを閉じ込めてしまったために、
この土地の持つ、四季折々の美しさ、そこに住む人の力強さと言ったものが伝わらなくなってしまっており、
見ていて物足りなさを感じる。
フンザの景色をただ見るだけならばよいかもしれないが、
この写真からはフンザの空気を感じることはできず、
フンザと言う土地の良さを表現できているとは言い難い、少し残念なモノクロ写真集。