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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
当たり前のこと=本質的なこと。飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる良書,
レビュー対象商品: フロー・カンパニー“飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる法則” (単行本)
スポーツドクターである辻秀一氏による著作で、副題が「飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる法則」です。本書によると、「フロー」とは、ある事柄に対して、揺らがず安定し、最適な判断を下し行動できる心の状態のことだそうで、時間の感覚を忘れるほど仕事が楽しく、その状態がもっとも創造的で生産性が高くなるといいます。 「フロー」というあまり類をみない切り口で、人と組織が飛躍する方法について書かれてあり、まさに“時間の感覚を忘れるほど”読み進めることができました。 さらに著者は、「フローは次世代企業の最優先戦略」であると主張しています。 # 夢中になってそのことにのめりこんでいる状態、 # 精神的に極めて充実し、楽しくて仕方がないという # 時間を過ごすことが可能になり、、パフォーマンス # も向上し結果を得られる。これがフローな状態であ # り、そうした個人の集団がフローな組織となる。 # こうした精神状態を意識してつくり出し、恒常的に # 仕事の場で発揮することができたら、いつでもハイ # パフォーマーでいられ、その上に、苦しく辛かった # 仕事そのものが幸せな時間となり、むしろ進んで業 # 務にまい進したくなるほどのめり込む状態になる。 # 能力もめきめき向上し、結果として、成果も上がり # やすくなる。すると、もっとやりがいのある仕事を # つくったり、働きかけるようになり、さらなるフロ # ーが得られやすくなるという好循環を生み出す。 とくにこのような閉塞した社会だからこそ、活力を取り戻す、または飛躍するためには、個人も組織も「フロー」な状態を手に入れ、それを維持することが重要であることが伝わってきました。 ではフローな心をもたらすために、どうすればよいのか?について著者は、『いまに生きる思考』を持つことだといいます。つまり過去よりも「いま」を大事にし、未来よりも「いま」に集中し、いますべきことを「いま」するという思考を持つということです。 それはなぜか? 要は、「いま」の自分はいままでの「いま」の連続によってつくられているから、「いま」を高めることの連続によって未来の「いま」がよりよくなっていく。だから「いま」が大切だということです。 「なんだ、そのなの当たり前じゃん」と一瞬思ってしまいましたが、「では果たしてその当たり前のことができているか?」と自問自答するとまだまだ自分を省みなければいけないことに気付きます。 著者はさらにこう言います。 # こういう思考を選択することを、あえて意識しなけれ # ばならないということは、放っておくと私たちはいま # を大事にしないということだ。なぜなら、いまを生き # るより、過去や未来を見ているほうが一瞬楽なのだ。 ついつい楽をしたくなるという点に、人間とは弱い生き物であることが改めてうかがえます。 そういえば何年か前に何かで目にしたのですが、こんな統計データが出ていました。 「いまに満足感を感じていない人は、5年後10年後も、変わらず満足感を感じていない」 これは統計で実証されていて、この結果から見た人が、それをどのようにとらえるかで、その人の将来が決まると言ってもいいのかもしれません。 反対に満足感を感じている人は、最初から満足ではなく、当初は不満足な状態で、ただそれを「何とか満足な状態にしたい!」という欲求が自分を駆り立て、「満足するぞ!」と覚悟を決めて努力し続けることにより何かを成し遂げた結果、得られる目に見えない報酬のようなものかもしれません。 または何かを成し遂げた後ではなくても、それに至るまでに努力するプロセスそのものも、心の状態を満たしてくれるということも、われわれは実生活で感じていると思います。 それこそが、「フロー」な状態であって、だから大切なことはいま未来のことを考えて、「いま」何をやるべきなのかを決めて、一歩踏み出すということですね。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フロー理論の実践書,
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レビュー対象商品: フロー・カンパニー“飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる法則” (単行本)
ミハイ・チクセントミハイによって提唱されたフロー理論。これをスポーツ選手や企業に適用してハイパフォーマーを生みだそうという企画の本である。フロー状態とは、「一つの活動に深く没頭しているので他の何ものも問題とならなくなる状態、その経験それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費やすような状態」である。この状態を仕事中にどれだけ維持できるかがパフォーマンスに直結する。最初に目標の数値ありきでは、常に心がストレスにさらされてフロー状態に入れず、パフォーマンスも上がらない。結果として目標の数値も達成できない負のスパイラルに入る。 著者は15分を目安にフロー状態に自分で入れるセルフコントロールの訓練法を本書で提唱している。タイガーウッズに至っては10秒ごとにフロー状態へ心をリセットしているそうだ。 そして、フロー状態の人が多ければ、その組織はやがて組織単位でフロー状態に入ることになる。目標の数値は意識しているが、数値がフローを阻害することがなく、全員がフロー状態で常に仕事をする。仕事をすることが楽しい。没頭する。そして結果も出る。 そんな組織にしたい。
5つ星のうち 4.0
個人のパフォーマンスを最大限発揮させる心のあり様とは?,
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レビュー対象商品: フロー・カンパニー“飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる法則” (単行本)
フローとは、「ひとつの活動に深く没入しているので、他の何ものも問題とならなくなる状態、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費や すような状態」のことだそうです。ちょうど子供が時間を忘れて遊びに没頭して いる状態で、人間にとって最も生産性の高い幸福感に満ちた精神状態のことだそ うです。どのように自分をマネジメントすれば最高のパフォーマンスを発揮でき るのか、本書ではパフォーマンスを発揮できるかどうかは本人の心のありようだ と述べています。 その人の心がフローになるためにはそれなりのトレーニングあるのですが、 ナチュラルに自分の業務に最適化して楽しく結果を出しているビジネス・パーソンは 確かにいます。企業の人事担当者であれば、新規に採用する際はその素養がある 人材を取るか、人材育成で従業員の心のありように触れる必要があるかもしれません。
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