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フロイト (講談社学術文庫)
 
 

フロイト (講談社学術文庫) [文庫]

小此木 啓吾
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

精神分析の創始者・フロイトの生涯と思想。フロイトは人間の潜在意識の領域に正面から挑んで、性欲動と自己破壊にかられる無意識界を直視させた。膨大な全集から選出した著作と論文を通して彼の業績を探る

内容(「BOOK」データベースより)

19世紀の科学的知性を心の世界に向け変え、20世紀の思想・芸術に衝撃的な影響を及ぼしたフロイト。その独創になる精神分析は、人間の潜在意識の領域に挑んで性欲動(エロス)と自己破壊(タナトス)にかられる無意識界を直視させた。本書は、膨大な全集から精選した著作と論文を通して、彼個人の夢や失錯行為の自己分析および臨床経験など、身近で具体的なフロイトの精神分析を理解できるよう配慮した。フロイトの思想体系を総合的にとらえた研究書。

登録情報

  • 文庫: 478ページ
  • 出版社: 講談社 (1989/1/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061588605
  • ISBN-13: 978-4061588608
  • 発売日: 1989/1/6
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 149,791位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 藤叙
形式:文庫
良く難解だと言われる"フロイト"…

この本は、ジグムント・フロイトその人を知る事から始める。
それ故に、非常にフロイトの思想が良く分かる構成になっている。
大量にある、フロイトの著作中、最もフロイトが理解しやすいもの、理解しやすい箇所を選んで載せている所も良い。

それ以外で、この本で"フロイト"を理解しやすくしていると思われるのは、小此木氏の書き方(表現)が良いと言う事か。
無闇やたらと専門用語を使ったり、分かりにくい表現をしたりすると言う事が無いから、すんなりと読めるのである。

"フロイト"をもっと容易く理解したい、S・フロイト自身が知りたい…そんな人に是非読んで頂きたい。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 哲学する河童 トップ500レビュアー
形式:文庫
ストレートなタイトルからわかる通り、本書はフロイトについて扱ったものです。

四部構成になっていて、第1部ではフロイトの思想をわかりやすく概観します。
全パートを通して言えることですが、著者の言葉はとてもわかりやすく、スラスラ読めます。

第2部ではフロイトの生涯と思想形成について。やはりこういった著名人は思想だけでなく生涯についても興味が沸くものですし、どういった人生を過ごしたかはどういった思想を形成するかに非常に大きな影響を与えますから、生涯についても詳しく解説してくれているのはとても有難いですし、実際面白いパートです。

第3部ではフロイトの膨大な全集の中から精選された9つの著作や論文からそれらのエッセンスが書かれた部分だけを著者が引用・編集し、それについて解説を加えるというものです。
引用・編集の仕方が上手く、本当にめちゃくちゃわかりやすいです。
第3部だけ切り取って本にしても普通に売れるのではないかと思うような内容でした。

第4部は「フロイトと現代」という内容で、フロイト思想がフロイト以降の思想にどのような影響を与えているかを概観するパートです。

と、こんな風に多面的にフロイトを捉えた本ですが、難解さは全くありません。
それもひとえに著者の「読者にフロイトのことをわかりやすく伝えたい」という気持ちによるものだと思います。
原本が1977年の出版なので、最後の文献案内やフロイト思想に対する解釈なんかはどうしても最新の研究を反映したものではないのかもしれないですが(門外漢の私にはその判断はつきません)、本当に素晴らしい本です。
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