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フロイト以後 (講談社現代新書)
 
 

フロイト以後 (講談社現代新書) (新書)

鈴木 晶 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

精神分析学は1つの思想である。心の療法から出発し、人間探求に向かう冒険的な試み。原点フロイトを押さえユング、アードラーの深層心理学から、ラカン、ドゥルーズなど現代思想に至るフロイト以後の流れをえがく。

思想としての精神分析――フロイトをはじめ、精神分析的思想家の書いたものは広く一般に読まれている。それにまた、精神分析にたいして「面白そう」と感じることは、表面上はたんなる知的興味のように見えても、じつはその背後にその人の深刻な悩みがあるかもしれない。だから、ここでもまずは「面白そう」といった好奇心から出発したいと思う。(中略)精神分析学は、精神療法であると同時に、健康・不健康を問わず、人間の心理というものを解明しようとする1つの科学であり、さらには「人間とは何か」という古来の哲学的な問いにたいして答えようとする1つの思想でもある。いわゆる現代思想に親しんでいる人は、そのいたるところでフロイトの名に出会っているはずだ。フロイトの影響をまったく被っていない思想家・哲学者など一人もいないのではないか、と思われるくらいである。――本書より



内容(「BOOK」データベースより)

精神分析学は一つの思想である。心の療法から出発し、人間探求に向かう冒険的な試み。原点フロイトを押さえユング、アードラーの深層心理学から、ラカン、ドゥルーズなど現代思想に至るフロイト以後の流れをえがく。

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5つ星のうち 3.0 意外と軽妙な文体の鈴木晶, 2008/9/29
By 倒錯委員長 (横浜市と夢半ば) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
ラカン派精神分析家スラヴォイ・ジジェクの著作の訳でおなじみの鈴木晶さんが、今からおよそ16年前に書いたフロイトの入門書。フロイト自身が「メタ心理学」と評した精神分析の手法が成立する以前の、メスメルの動物磁気説から、フロイト自身の精神分析はもちろん、その後の構造主義者、ポスト構造主義者のラカン、クリスティバ、ドゥルーズ、デリダなどの思想を精神分析との関連で解説する。

日本における精神分析のキーパーソンといえば今やフロイト、あるいはジジェクの登場とともにラカン(河合隼雄が亡くなってからはユングは流行らなくなった)へと移行しつつあるが、そもそも諸外国ではフロイト、ユングに加えてアードラーが精神分析の「ビッグスリー」であったらしく、そこらへんの日本と諸外国とのねじれについての指摘もされている。よく言われることだが、日本は今でも思想というのは欧米からの輸入してくるモノだという考えがあって、誰かが日本に紹介しなければまるで手つかずのままになっている、という思想家もいたのではないだろうか。例えば、ドゥルーズは浅田彰が『構造と力』を書いたから広まったわけで、アードラーはその浅田彰的な紹介役に恵まれなかったとも解釈できる。

フーコー死後のフーコーブームについて論じていたり、クリスティバやデリダ、あるいはドゥルーズ=ガタリがまだ存命中であった時期であることや、はたまた「メチャンコ」などというおそらく『ドクタースランプ』からの引用と思われるフレーズを使っていることなど、16年という歳月を感じざるを得ないが、それでも読むに耐えないわけではない。マーケットプレースで安いのであれば、手に取ってみてもいいのではないだろうか。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 フロイト入門, 2003/8/27
この著者の書き方は、とてもしっくりくる。言葉がわかりやすい。いっていることがよくわかる。フロイトを読んだことのないひとでも、理解できると思う。だからといって、内容が薄っぺらな本ではない。
この本に書かれていることを基にして、フロイトの他の本を読むことを勧めます。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 かなりわかりやすく、精神分析やその辺りの入門書としては最適, 2003/10/18
 フロイトを分岐点として、心理学の発展の過程、その流れをある程度把握できます。また、フロイト以後だけでなく、以前にも少しふれられており、精神分析の誕生と発展派生の流れがつかみやすいように書かれています。私は心理学の初心者でして、その入門書としてまず最初に読んだ本がこれです。
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5つ星のうち 4.0 タイトルはフロイト以後だが、精神分析の成立以前からの流れが分かる
フロイト以後だけでなく、フロイト以前、フロイトの思想についても書かれており、著者の視線で補助線が引かれると、そういう関連もあったのかあ、そういう意味だったのかあ... 続きを読む
投稿日: 2007/7/3 投稿者: サボサボ

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