素晴らしいです。ギター、ベース、ドラム、パーカッション、シンセサイザーの音が折り重なり、美しいレイヤーを形成するブライトポップソング。Late Of The Pierの「闇」と双璧を成す「光」に満ち溢れた作品。
とにかくアレンジが非常に良い。
特にM-7“LOVESICK”に代表されるギターサウンドは楽曲にメリハリを与える上で非常に効いていて、とにかくかっこいい!!それに、パーカッションの配置も目立たず隠れずという感じで非常に効果的。
基本的に、革新的なことをやっているわけではないが、どれそれの楽器が際立つ、ということのないトータルとしてのバランスの良さ、有機性を感じさせるアレンジになっていて、とんでもなく素晴らしい!!そして、全く飽きが来ない!!それに加えて、透明度の高いブライトな音作りがまた最高!!
パーカッションの効いたポップ&ファニーなサウンドから一転、シンセサイザーの音色が全体を支配する神秘的なサウンドへと移行するM-1からとにかくぶっ飛ばされっぱなしです。
元ハードコアキッズらしいギターの音色の使い方や絶妙なアレンジ感覚や、MJを想起させるダンサブルなソウル−ファンク感もところどころで伺え、非常に多彩。
中後期のSUPERCARを想起させるM-5や、My Bloody Valentineのようなノイズギター響くM-10もまた白眉。その他、!!!やRICARDO VILLALOBOSといった先鋭アーティストの影響を咀嚼し消化した上で自身の音に取り込んだあたりも非常に素敵です。
言わずと知れたM-3“PARIS”が全く浮くことなく全体に馴染んでいることからも、その完成度の高さが伺えるというもの。
本当に素晴らしい作品。