この巻はストーリー上の大きな進展は無いのですが、その分安心して見ていられる巻だと思います。
16話は大輔の受難(?)が描かれております。お転婆(死語)な女の子を好きになった彼の不幸(?)につい感情移入してしまいます(笑)。戦闘で強化アイテムが使えないというベリーの焦りがその後の小さな伏線になっておりますが、ベリーさん本人には深刻な問題のようです。
17話で、ピックルン出現=強化アイテムのゲットを狙って、ベリーさん(美希たん)のシフォンお世話作戦開始!。クールで知性派、真面目で努力家、しっかり者の常識人という、美希たんの人柄が活写されていると思います。ラブの竹馬の友として目立ちすぎずツッコミに徹する美希たんは、主人公の相棒としてふさわしい人格付けがされています。ただその大人しいキャラぶりから、このあと相棒・サブリーダーの座をせつなに譲り、相談役(笑)に退いてしまうのですが…。
このエピソードではそんな美希たんの魅力が良く分かります。後から見れば美希たんのその後の扱いがせつなの影に隠れてしまってちょっと勿体無かったかなぁ、と言う気もしますね。真面目な朴念仁なだけでなく、もうちょっとだけ設定をひねって動かしやすいキャラになっていれば、もっと面白かったのかもしれません。
18話ではメディアに露出しまくるプリキュア、というシリーズ初(?)の試みがなされたエピソードです。シナリオそのものは昔から類型がよくあるのですが、随時好きなときに変身できるというのも、かなりアッケラカンとしてますね(プリキュアがプリクラ撮ってるし)。一方で、強化アイテムを3人同時で使わなければならないほど、敵も強化され戦闘は激化する一方となり、この後の(3人が疲労で倒れる)話へ続くのを暗示していますね。最後に、「4人目のプリキュア登場」のエンドカード以外に、特典映像が付いていればもっと良かったと思います。