この巻には有名(?)な7話が収録されています。プリキュアをスパイするために一般人の姿でラブたちに近づいた、イースが「ミイラ取りがミイラになる」という、番組前半の山場の発端話です。せつな、このときはイースがラブたちと触れ合ううちになんだか仲良くなってしまう、スパイ活動としてはまずまず成功なんでしょうけど、「せつなの幸せってなに?」と聞かれた事が発端か、これ以後イースはイースとせつなの間で揺れ動き煩悶し始めることになるのですが…。敵も人間であり、その人間性についてしっかりと描いていることで、作品に幅と深みを与えていますね。8話はシフォンの食べ物(キュアビタン)を切らしてしまい、キュアビタンをなんとか自分たちで用意しようと、ラブたちが奔走するのですが、ラブたち3人の母性愛がよく表現されているエピソードです。シフォンがどれほど大切な存在なのか、まだ誰一人として知らずに世話をしているのですが、これも後の話につながる重要な伏線の始まりですね。世の中一生懸命やっても中々うまく行かないことは多い、物語を通してそのことを伝えようしているようだけど、シフォンに対するラブのひたむきさにはグッとくる話ですね。