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フルーツ・ハンター―果物をめぐる冒険とビジネス
 
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フルーツ・ハンター―果物をめぐる冒険とビジネス [単行本]

アダム・リース ゴウルナー , Adam Leith Gollner , 立石 光子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界中のめずらしい果物を紹介しつつ、果物をめぐる冒険と歴史、果物ビジネスの可能性、果物の魅力に取り憑かれた奇人変人たちなど、果物と人間とのかかわりを幅広い視点からとらえる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ゴウルナー,アダム・リース
カナダ、モントリオール在住のジャーナリストで、『ニューヨーク・タイムズ』『グルメ』等に寄稿している。元『VICE』誌編集者。処女作『フルーツ・ハンター―果物をめぐる冒険とビジネス』で、カナダのケベック・ライターズ・フェデレーションによるマコースラン・ファースト・ブック賞を受賞した

立石 光子
1981年、大阪外国語大学英語科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 397ページ
  • 出版社: 白水社 (2009/09)
  • ISBN-10: 4560080259
  • ISBN-13: 978-4560080252
  • 発売日: 2009/09
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 146,944位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 団塊予備役 VINE™ メンバー
形式:単行本
初作ということだが、新鮮な書きぶりです。まず普通の人は見たことも味わったこともない珍しい果物に対する説明と描写が続く。それは読者の五感と本能(食欲だけでない)を徹底的に刺激する著者の作戦であろうが成功している。次に現在は一般的になっているフルーツの波乱万丈の歴史でこれも非常に勉強になる。そしてここでフルーツハンターたちのちょっと異常な生態(?)の紹介が延々と続く。少し飽きてきたかなと思うとき、後半のフルーツビジネスの凄まじさに移る。いきなり暗転である。美味なフルーツの背後に隠された恐ろしい毒であるがそれは全くフルーツの責任ではない。ここは少し暗澹とさせられる。それを救っているのは著書の軽妙な語り口(翻訳も適切です)と著者のある種の世俗性でしょう。面白い観点からの面白い本です。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「フルーツを軸に本をしあげる」
これは大変な挑戦だと思う。そういうなか、4部(自然・冒険・商業・情熱)に分けて、読者にフルーツのおもしろさを説いている。
著者はフルーツに関してはズブの素人だったが(だから、視点が新鮮で、表現も平易で、楽しく読みやすい)、ブラジルで多種多様なフルーツを目にし興味をもってしまう。それ以降、本でフルーツの記事を集め(おかげで、フルーツのトレビア集のようになっている)、実際にハワイ、タイ、ボルネオ、セーシェル、アメリカ各地と足を運び、取材をしている。

心に残っているのは、「果食主義者」と「ミラクリン」について。
世の中には果物だけしか食べない人がいる(「フィットフォーライフ」という本がバイブルらしい)。彼らに取材をして、ライフスタイルや哲学をとりあげている。キアウエさんは、火をつかわない。生肉を食べるし、ドリアンを3日で60個食べる。果実主義者は一日にフルーツを1時間おきに食べ、トータル4.5キロを召し上がるらしい。著者はかなり冷めた目線で書いており、「やれやれ」という感じが読める。

「ミラクリン」はすっぱいものを甘くするタンパク質で、砂糖代替の甘味料として70年代に期待されていた。多くの企業がこの新しいビジネスに動いていたのだが、政府はミラクリンを違法物質として禁止される。この背景に製糖産業の圧力があったのではないかと疑っている。ここはおもしろい題材なのだが、元ミラクリン販売企業(ミラリン社の取締役)だけに集中的な取材をしており、薄い仕上がりになっている。

たしかに「フルーツハンター」の本なのだが、いろいろなテーマが入り混じったエッセイのような仕上がりになっている。
構成を綿密に練れば、もっとおもしろい本になったと思う。
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