これぞ理想の家族像。いつか、こんな家庭を築いてみたいと思っています。
小さい頃、子供達の面白おかしい話だったり、ユーモア溢れる大人達のやりとり、会話のリズムと和やかな雰囲気を楽しみながら
その穏やかな空気を感じつつ、毎回楽しく見ていたものです。
懐かしさもあるとは思いますが、今見返してもすごく楽しい気分になれます。
この世界の大人達の「大人らしさ」が素晴らしい。大きくなって社会に出ると、そう思ってしまいます。
何かトラブルがあったり摩擦が生じてしまったら「少し話をしよう」。日本とアメリカという文化の違いはあれど、
これって身内ですらギスギスしている日本の現代では難しい事なのでしょうか。
話を聞き、相手の目線に合わせ、それでいてきちんと軌道修正のアドバイスをしてあげる。独善的にならず、押し付けない。
表現や方法は違えども、登場人物の大人同士の会話でも見受けられます。喧嘩になったときも同じ。
決して罵声を浴びせず、暴力も使わない。極端な『理想』ではありますが、だからこそ目指すべき方針なのではと感じます。
個人的に印象に残っているのが、ステフが車で台所に突っ込んでしまった話がありましたが、その時にジョーイ(車の持ち主)が
「僕が車のキーを付けっぱなしにしていたのがいけなかったんだ」と言った場面。
ああ、こういう大人にならなければと思ったものです。自分が小さく思えて情けなくなりました。
(車云々のそういう経験があったわけではなく、普段の些細な事に対する自分の対応を振り返っての反省です)
上記の台詞の前に、台所に入って現場を見たジョーイが「僕の車!!」と唖然と叫ぶシーンは山寺さんの名演もあって爆笑ものです。
いかにも「フルハウス」らしい場面として覚えていましたが、DVDで見返してやっぱり良いシーンだと思いました。
ステフは叱られ(怒られるのではなく)、反省するも家族間では和解します。台所に車って大惨事ですが、丸く収まる素晴らしさ。
毎回、きちんと収めて終わる方式が読後感の良さに繋がっているとも思います。
私はこのドラマを見て育った方ですが、大人になった今でも学ぶ点が沢山あると感じました。
人間社会というのは結局は個人の集まりであり、その一番小さくも密度の高いコミュニティがかけがえの無い家族である。
そして家族とは、単に血の繋がっている者の集まりという意味ではないという点も大きいですね。これこそ絆、ですね。
このドラマに小さい頃に出会えて良かったと思います。親御さんはお子さんに見せてあげてもよいと思います。
また、この作品の良さを知っている方であれば手元にあって損は無いBOXだと思います。
しかし・・・私は前回出たBOXを買いそびれてしまったので、未開封品をオークションで買いましたが再販とは・・・
「限定生産」という単語に踊らされた自分が悪いのですが、こんなのならレギュラー品で出せばいいかと。
フルハウス自体は凄く良いドラマですから、もうレギュラー品としてコンプリートBOXを出しておけば良いと思います・・・。