日経BP企画
フリーソフトウェアと自由な社会――Richard M. Stallman エッセイ集
エディタGNU Emacsの作者で,フリーソフトウェア財団(FSF)の創立者Richard M. Stallmanのエッセイ集。Stallmanが1984年以来執筆してきた評論と講演会の記録を,「フリーソフトウエアとGNUプロジェクトの歴史と哲学に親しみが持てるように」という意図で1冊にまとめたもの。
エディタGNU Emacsの作者で,フリーソフトウェア財団(FSF)の創立者Richard M. Stallmanのエッセイ集。Stallmanが1984年以来執筆してきた評論と講演会の記録を,「フリーソフトウエアとGNUプロジェクトの歴史と哲学に親しみが持てるように」という意図で1冊にまとめたもの。
内容は,コピーレフト(copyleft)やオープンソースなどの概念,GNU GPL(General Public License)やLGPL(Lesser GPL)などのライセンス形態,著作権法,知的財産権,ソフトウエア特許といった法的根拠など。フリーソフトウエアに関連するさまざまな話題を,Stallmanが自らの言葉で解き明かす。読み進めていくと,GPLの条文の行間に隠れていたStallmanの思想が鮮明に浮き上がってくる。オープンソース・ソフトや,フリーソフトウエアのありがたみを感じたことがあるプログラマはぜひ手にとって欲しい。
( 日経ソフトウエア)
(日経ソフトウエア 2003/08/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
月刊リナックスマガジン(第45号)
著者のストールマンと言えば、フリーソフトウェア界の大立者である。Linuxでも利用されているGCC(C言語のコンパイラ)や基本コマンドのほとんどを生み出したGNUプロジェクトの創設者であり、そのGNUプロジェクトを支え、フリーソフトウェアの開発と使用を促進するFree Software Foundation(FSF)の代表でもある。さらには、単なるテキストエディタとしてだけでなく、メール/ニュースリーダあるいはプログラム開発のワークベンチとして、多くのユーザーに支持されているEmacsの開発者でもあるのだ。
とまあ、肩書きだけでも相当すごいのだが、現在のオープンソースコミュニティに与えた影響も多大なものがある。リーナス・トーバルズにしても、エリック・レイモンドにしても、何らかの形で影響を受けていることは、彼ら自身の発言からも窺える。ストールマン本人は、オープンソースという言葉やその背景にある考え方に異論があるようだが、そのあたりも含めて、本書は氏の思想をあますところなく伝えている。本誌読者は必読(?)。(2003年6月号)
出版社/著者からの内容紹介
「Freeとは『無償』ではなく『自由』という意味である」
フリーソフトウェア財団(FSF)の創立者Richard M. Stallman初のエッセイ集。
フリーソフトウェア財団(FSF)の創立者Richard M. Stallman初のエッセイ集。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、リチャード・ストールマンの評論や講演を集め、その微妙な意味や説得力を明確にすることを意図した初めての試みである。評論は、著作権からフリーソフトウェア運動の歴史まで、広い範囲にまたがっている。これらは、このとても強力な(他のことは差し置いても、発想、情熱、高潔さにおいて強力な)人物の思想を理解したい人々にとって貴重な資料になるだろう。また、彼の考え方を受け入れ、その上に新たな思想を構築しようとする人々に刺激を与えることだろう。
内容(「MARC」データベースより)
コンピュータを動かす「コード」を我々はどのように制御すべきなのか。透明性が保障されており、変更に対して開かれている「フリーソフトウェア」の実現に尽力する著者の評論や講演を集めたエッセイ集。
出版社 編集担当者, 2003/05/13
オープンソース界のカリスマ、ストールマン初のエッセイ集ついに登場
FSF(フリーソフトウェア財団)やリチャード・ストールマン自身についてはよく知らなくても、(GNUと意識しているかどうかは別にして)GNU/Linuxオペレーティングシステムや、GNOME、bash、emacsをはじめとしたGNUソフトウェアは、世界中で数多くのユーザーに利用されています。
本書は、18年以上にわたるストールマンの評論や講演をまとめたもので、さまざまな角度から、その考え方や微妙な意味を浮き彫りにします。
free(フリー、自由な)、copyleft(コピーレフト)、GNUと命名したわけや、とかくフリーソフトウェアと混同されがちなオープンソフトウェアとの違い、フリーソフトウェアで生計が立てられるか、などの疑問に答えてくれます。また、デジタル時代における著作権のあるべき姿にも言及します。
自由を手にし、その自由を守る。自由の獲得のために、これらの言葉と仕事を残してきたストールマンの思想を正しく理解するうえで、お勧めの一冊です。
なお、あとでエピソードを参照するのに便利なように(原書にはない)索引を付けました。
FSF(フリーソフトウェア財団)やリチャード・ストールマン自身についてはよく知らなくても、(GNUと意識しているかどうかは別にして)GNU/Linuxオペレーティングシステムや、GNOME、bash、emacsをはじめとしたGNUソフトウェアは、世界中で数多くのユーザーに利用されています。
本書は、18年以上にわたるストールマンの評論や講演をまとめたもので、さまざまな角度から、その考え方や微妙な意味を浮き彫りにします。
free(フリー、自由な)、copyleft(コピーレフト)、GNUと命名したわけや、とかくフリーソフトウェアと混同されがちなオープンソフトウェアとの違い、フリーソフトウェアで生計が立てられるか、などの疑問に答えてくれます。また、デジタル時代における著作権のあるべき姿にも言及します。
自由を手にし、その自由を守る。自由の獲得のために、これらの言葉と仕事を残してきたストールマンの思想を正しく理解するうえで、お勧めの一冊です。
なお、あとでエピソードを参照するのに便利なように(原書にはない)索引を付けました。