単行本派の自分は2年くらい待たされましたが
ようやく溝口の登場です。
寺島編あたりから少しこの作品に飽きてきてたのですが
9巻は極限状態に追い込まれる溝口と一緒に分裂症患者の
世界に連れていかれる感じでかなり入り込めました。
某所での分析を読んで、叶の意味不明な独り言が
作者の仕掛けた隠し要素を解明するヒントになって
いることを知り、作品世界の奥深さに感動しました。
・52話、時計の音が鳴ったり止んだりするのは
何を表しているのか。
・55話のケイコとそれ以前のケイコではある1点が目立って違う。
それは何を意味してるのか。
デビッドリンチの「マルホランド・ドライブ」という映画を
初めて見たとき全く理解できず、意味不明なことを思わせぶり
にやってるだけと解釈してしまったのですが、解説サイトを見て
分かり易い一貫した説明が可能だと知り衝撃を受けました。
漫画でもこういう表現ができるんですね…。