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最も参考になったカスタマーレビュー
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
小説の醍醐味が味わえます。,
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レビュー対象商品: フリアとシナリオライター (文学の冒険シリーズ) (単行本)
お腹一杯になります。交互に語られる現実世界とシナリオの世界は、スマートさと猥雑さが表裏となって、現実世界がシナリオ世界に歩調をあわせるように読み進むにつれて、諧謔の度合いを増してゆく。う~ん、ウマすぎる。ほとんどノンフィクションだという叔母との恋の逃避行が、驚くやら羨ましいやら。シナリオ世界のおもしろさも格別で、毎回趣向の違う話がかなり魅力的に描かれる。良質の短編を、大盤振る舞いって感じで、ほんとご馳走様なのだ。それぞれラジオドラマ用に描かれたものだから、毎回先行きが気になる一番いいところで終わってるのが、またいい。登場人物たちも個性的でひとクセもふたクセもある人ばかり。豊穣といっていい小説の醍醐味が味わえます。おすすめですね。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白く読みやすいラテン文学,
By Galois (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: フリアとシナリオライター (文学の冒険シリーズ) (単行本)
長編小説ですが、ラテン文学ならではの魔術的牽引力でぐいぐいと引っ張ってくれるので難なく読み進めることが出来ました。特に、著者の自伝的物語の部分は、南米特有の鷹揚さ、空気の濃さなど、現代の日本では決して体験できないような魅力に詰っていて、非常に引き込まれます。 面白く読みやすいラテン文学を探している人にはぜひお勧めします。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
抱腹絶倒,
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レビュー対象商品: フリアとシナリオライター (文学の冒険シリーズ) (単行本)
ひさしぶりに長篇小説の醍醐味を味わわせてもらいました。内容は、著者リョサによる一種の青春小説です。作中人物が書いたラジオドラマのシナリオを一章ごとに話の本文と交互に挿入するという手法が物語世界に奥行きを与えており、さながらホフマンの「牡猫ムル」やスターンの「トリストラム・シャンディ」を髣髴とさせるものがあります。狂的な笑いのセンスも冴えており、ほとんど全盛期の筒井康隆と通じるものを感じました。語り手の「ぼく」(リョサ)が終始尊敬の対象として描いていたシナリオライター(ペドロ・カマーチョ)が、最終章に至って急に卑小な存在として浮かび上がる描写の鮮やかさも見事という他ありません。惜しいことに訳文が今ひとつこなれていないので、星一つ減点することにしました。
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5つ星のうち 1.0
物足りない
一言で言えば、リョサの長編小説「緑の家」「ラ・カテドラルでの対話」「世界終末戦争」と比べると物足りない。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: ホッケ太郎
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