この作者のエッセイ漫画を読んで以来、単行本で追いかけています。
本書は、顔の怖い主人公が女の子にモテたいという動機で
新設の男子フラダンス部に入り、文化祭で披露するまでのストーリーです。
作者以外、あらすじもなにも知らない状態で購入したのですが、
正直言いますと、表紙の男の子(主人公)も仏頂面だし、
題材も今までにないジャンルを求めた結果の、奇策なのだろうと思っていました。
ですが、後書き漫画でそういった懸念は吹き飛びましたし、予想を外れて内容的にもホロリと出来て良かったです。
ただ、踊りや音楽を画面で表現する事は出来ないと思っておりますので、
やはりその点では「うーん?」と言わざるを得ませんが、
「フラダンスって楽しい!」と思う気持ちが物凄く伝わってきて、
中盤からは熱くなった感情を、読んでいた喫茶店内で抑えるのに苦労しました。
一巻完結ではなく、もっとキャラを掘り下げた続きを読みたいということと、
自分の地元だけかもしれませんが、同作者の本は手に入り辛いことから、★4つにさせて頂きました。