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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
全巻翻訳希望,
By
レビュー対象商品: フランス革命史〈上〉 (中公文庫) (文庫)
ミシュレのこの本が高評価なのは当然としても、この本自体には高い評価は与えたくない。
もともとは「世界の名著」(昔図書館によくありました。古書店でもよく見かけます)の一冊として収められてい たものでした。今回それを改めて文庫化したわですが、結局のところ、抄訳+リライト要約版(ミシュレ本人 が書いたものを訳したのは二割程度)のままなわけです。40年も経っているのだから単純に文庫化してしまう だけっていうのは如何なものでしょう?40年前は要約せざるを得なかった事情をそのまま今に引きずる必 要はないと思うのですが。何といっても生誕200年を記念して1998年には「ミシュレ伝」も翻訳されていると いうのに・・・ もし、これが筑摩学芸文庫や岩波文庫だったらまちがいなく全巻翻訳して文庫で出版していたと思うので (そして間違いなく自分は買っていたので)、ひどく残念です。 マチエの「フランス大革命」より遥にいいと思うんですけどね。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
近代を知るための必読文献,
By gosho_no_tanuki (京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: フランス革命史〈上〉 (中公文庫) (文庫)
40年ほども前に感激し、我家で所在不明の本の復刊。さっそく買い求めました。
歴史家ミシュレの手法は自らの出身母体「人民」への情感込めた叙述で、賛否があるようですが、近代を考える上では、必読文献として知られているようですし、読んでも「なるほど」と思われる内容を保証します。 本文は原書の2割程度に訳者によって縮めてありますが、それを感じさせ無い翻訳で読ませます。もっとも、ロベスピエールが倒される最終章は全訳されており、息も継がせぬそのテンポには改めて圧倒されました。 それに、最初に出版された時[世界の名著]の桑原武夫氏の解説が再掲載されてすばらしく、この書籍の位置関係が分り、それにも感心させられます。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ミシュレの躍動感溢れる文を名訳で感得できる幸せ,
By スミ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: フランス革命史〈上〉 (中公文庫) (文庫)
ミシュレの本は、原文で読むときわめて難解です。それをこれほど格調高く、なおかつ原文のもつ躍動感を損なわない訳文に仕上げた訳者に感謝!序論と21巻の大部ですから、全訳は当時のお三方には無理だったと思います。全体としては抄訳ですが、重要な部分は全訳になっています。メリハリをつけたこの体裁は、英断であったと思います。何度読み返しても、感激を新たにする名著です。感じる歴史書をお薦めします。
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