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フランス反骨変人列伝 (集英社新書)
 
 

フランス反骨変人列伝 (集英社新書) [新書]

安達 正勝
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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フランス反骨変人列伝 (集英社新書) + 死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男 (集英社新書)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自分独自の生き方に徹した四人の男たち。
太陽王と対決したモンテスパン侯爵、愛国の人ネー元帥、犯罪者詩人ラスネール、死刑執行人六代目サンソン。正史にはめったに登場しない魅力的なフランスの奇人・変人四人を紹介。反骨の生き様!

内容(「BOOK」データベースより)

フランスの歴史を注意深くひもとくと、正史にはめったに登場しない魅力的な奇人・変人に出会うことが出来る。国王、国家、法制度等への反逆であったり、その逆に忠誠であったりと、その逸脱した人生は様々だが、彼らに共通しているのは、自分自身の生き方に徹した反骨の精神である。そして、世間に逆らって自分を貫いた人間たちには、どこかしら時代を超えた普遍性が感じられる。本書は、その中でも極めつきの、それでいて日本ではほとんど紹介されていない四人の人物、モンテスパン侯爵、ネー元帥、犯罪者詩人ラスネール、死刑執行人・六代目サンソンを取り上げる。

登録情報

  • 新書: 232ページ
  • 出版社: 集英社 (2006/4/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087203379
  • ISBN-13: 978-4087203370
  • 発売日: 2006/4/14
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 435,351位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
キッズレビュー
形式:新書
フランス文学者安達正勝氏の表舞台には出てこないフランスの変人たちのお話。死刑執行人サンソンを読んでいましたが、お勧めです。太陽王に妻を寝取られた侯爵の意地。死を愛した殺人者。次代の混乱に翻弄された栄光の軍人。死刑反対を訴えた死刑執行人。以上の4人の数奇な人生のお話を読んでください。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 「死刑執行人サンソン」に続く、安達氏のフランス史評伝集。期待して購入し、そして期待は裏切られませんでした。

 ここに登場する四人の登場人物、いずれも自分の性格、ポリシーを曲げる事が出来ないがゆえに、それぞれに数奇な運命をたどります。

 ネー元帥のように、かつては軍人としての成功の原因であった直情径行ゆえに破滅を迎える人もいれば、六代目サンソンのように首切り役人としての家業を受け入れられない意気地なさゆえにその家業から解放され、死刑廃止運動に邁進することが出来た人もいる。反骨者たちの抱える強さと弱さ、それを安達氏は平易軽妙な筆致で描き出します。

 手軽に読む事ができるので、ちょっとした読書を楽しみたい人に自信を持ってオススメします。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By DPOEX VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
そもそも反骨とはなんであろうか。辞書によれば『不当な権力や世俗的風習に反抗する気概』とある。しかもこの‘気概'、何かの反動であったり、やむを得ぬ事情に流された結果ではなく、個人の哲学の所産でなければならない。
そういった視点でこの物語を読んでみて、果たしてどの人物がこれらの条件を満たしているだろうか。
最初に出てくるモンテスパン公爵。寝取られ男の嫉妬と泥仕合。同じような話は最近の週刊誌や芸能ニュースに溢れていて珍しくもない。違うのは相手が太陽王だという点だけで、しかも怒りの矛先はむしろ完全に浮気した妻に向いている。妻が修道院送りになった後は平然と宮廷に出入りするところなどは『それでいいのか?』と思ってしまう。
ネー元帥はよくいる世渡り下手な武人の典型。致命的なのは行動が一貫性を欠き、『反骨』に必要な哲学が全く感じられない点。知性と反骨は表裏一体だ。
一番反骨に近いだろうラスネールも、実のところ貧困に負けて犯罪に走ったよくある人生の転落話だ。本物の反骨者ならば、貧困に打ち勝って這い上がってくる筈…と思うのは私だけだろうか?
で、6代目サンソン。処刑人が嫌で嫌でたまらず、放蕩の末にギロチンを質に入れ、処刑人をクビになる。ここに至っては反骨どころか、軟弱そのもの。4代目の苦悩を読み知っている我々からすると、実にふがいない子孫ではないか。
・・・・結局、この本に出てくる人物はみな『運命に打ち勝つ』という人生哲学を実践できなかった不幸で『普通の』人々だ。
フランス革命期の人間模様としては楽しめるが、反骨を期待すると失望する。きっと著者も気づいているはずだ。本物の『反骨』って、なかなかいないよね。
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