相変わらず1話ごとにてんこもりに盛られていて、もう少し頁数あげてもいいんじゃないかってくらいの、ふらん7巻。
今回もゾンビ系作品に関するユーザーのほの暗い欲望だとか高齢者所在不明ネタとか表向き元ネタ通りなライダー4号とかw、
皮肉たっぷりにブラックです。
絵的なアイデアの面白さも相変わらずで、脳が胎児になってるとか、タコ妹とか。前の生首少女と言い、木々津さんのこの手のキャラはなんでこう可愛いのか。なにか別種の萌えに目覚めそう……
あと個人的にぐっときたのはカニバルな少女の話。すごくさらっと描いているけど非常に過酷な話です。彼女は生い立ちに不幸があるのは確かなんだけど、自分が生きることに一生懸命で、最後まで他者を思いやることができないまま、言わば自分の生きる力に毒されて終わった。言わば悪党のまま死んだわけですが、自己の閉塞的な夢を見ることだけは手に入れた。この救われなさ、どうでしょう? 安易に悪党から改心したり、他者から手を差し伸べられることもない。この冷徹さを描ける木々津さんはやっぱいいですねぇ。この時のふらんは、犬の脳をおっさんに移植してやった時みたいに乙女ちっくにもらい泣きしたりもせずに、ただ少し焦燥の表情を浮かべています。
あとレヴュータイトルどおりヴェロニカ可愛すぎ