この巻ではもう以前のような気持ちの悪い描写は一切なくなりました。作品的には適度なグロ描写がある楽しいSFエンターテイメント物になっていて、もはやホラーですらありません。
初期がR-18なら現在はPG-12程度。親御さんがいればお子様でも安心して読めると思います。
それが悪いわけではなく、各エピソードのプロットはますます練り込まれていますし全体の完成度も極めて高いものになっています。
作者の幅広い造詣と悪ノリによってサービス精神たっぷりのB級活劇が展開されており、こういうのが好きな読者には素晴らしい快感を与えてくれることでしょう。
濃いキャラばかりの中で、相変わらずヴェロニカは頭ひとつ出して愛すべきマスコットの地位を占めています。彼女メインの話は良作ばかりですが、今回のGの話は神回ですっ!!
なにはともあれ、たいへん中毒性の高い本作品。こんなにも新刊が待ち遠しい漫画は久しぶりでした。