小学4年生くらいのころ、父親が「悪魔のはらわた」を見に連れて行ってくれました。成人映画なのに、劇場はなぜか、「子供だから」というメチャメチャな理由で入れてくれました。このときから私は半ば狂ってしまい、残酷エログロホラーが大好きになったのでした。「悪魔のはらわた」には理想の女性を実現した人造人間をダリラ・ディ・ラッツアーロが演じていて、ものすごく美人で、本当に理想の女性だと思いました。そのダリラ嬢がこの映画には出ております。「80」というタイトルなので当然、1980年に作られたのかと思ったら、製作は72年。実に適当です。「悪魔のはらわた」の前年であります。ダリラ嬢はフランケンシュタインものに続けて出ていたんですね。イタリア映画ですが、米国編集版で英語吹き替え。画質はかなり劣悪で、暗い場面はほとんど見えません。フランケンシュタインは顔に継ぎ目があるただのおっさんで、モンスターらしい怖さはゼロ。まあ醜いおっさんが襲ってくるのは怖いでしょうけど。牛骨でおばちゃんを殴り殺して裸にして胸もんだり、娼婦をレイプしたり、いろいろしますが、あんまりワクワクしません。それなりに内臓が出てきたり、冷蔵庫を開けると生首があったり、モンスターの顔がただれて血まみれになったりと、ショック・シーンはありますが、「悪魔のはらわた」に比べると出来は雲泥の差です。ストーリーも行き当たりばったりです。それでも、ストリップ場面などサービスエロは結構ありますし、イタリア映画らしいエログロの雰囲気は出ています。そして何より、ダリラ嬢がフランケンシュタイン博士の養女役で出てきて、スケスケネグリジェ姿などを見せてくれます。ダリラ嬢は人造人間役でなくても理想の女性でした。マニアのみにおススメです。