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フランクル著作集〈第1〉夜と霧 (1961年)
 
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フランクル著作集〈第1〉夜と霧 (1961年) [古書] [-]


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内容紹介

本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。
「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。
そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。
だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。
そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう」(「訳者あとがき」より)。

1956年8月の初版刊行と同時にベストセラーになり、約40年を経たいまもなお、
つねに多くの新しい読者をえている、ホロコーストの記録として必読の書である。
「この手記は独自の性格を持っています。読むだけでも寒気のするような悲惨な事実をつづりながら、
不思議な明るさを持ち、読後感はむしろさわやかなのです」(中村光夫氏評)。


------------------------『夜と霧』 霜山版と新版(池田訳)について

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、
日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。

原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。
その後著者フランクルは1977年に新たに手を加え、改訂版が出版された。
みすず書房では、改訂版のテキストよりまた新たに『夜と霧 新版』(池田香代子訳)を2002年に出版し、
現在は、『夜と霧――ドイツ強制収容所の記録』霜山徳爾訳本と、
『夜と霧 新版』池田香代子訳との、
ふたつの『夜と霧』がある。
いずれもみすず書房刊。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • -: 210ページ
  • 出版社: みすず書房 (1961)
  • ASIN: B000JBFVTU
  • 発売日: 1961
  • 商品パッケージの寸法: 20.9 x 16 x 2.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 155,757位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 厳粛な感動。 2008/7/30
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:-
第2次大戦時5年余りで600万人の命を奪ったナチスの強制収容所から奇跡的に生還された心理学者のフランクル氏がお書きになった体験記録です。
この本では、解説が冒頭に付され、各地に点在した強制収容所の客観的な記述がなされています。
裁判などでの公聴記録から説き起こされたものですが、読み進めるのが苦しくなるほど残酷なものです。
しかし、この解説を読むことで、フランクル氏の体験記録が如何に貴重で荘厳なものであるか理解が進んだと思います。
極限というのには余りに凄まじい状況、人間性が内部からも外部からも破壊されてゆく中で、他人にパンを分け与える人がいた、ということ。
ナチスの記録は、人間の中に悪魔が潜んでいることを提示しましたが、フランクル氏は、神が宿っていることも同時に示そうとされたのではないかと思います。
アウシュビッツに連れてこられた時の心理から解放後の極度の抑圧感から解放されたときの人々の心理にまで触れられています。
深い人間心理への洞察と人間というものを信頼しようとする姿勢に心が揺さぶられました。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 あと、何回か読む必要がある… 2012/9/4
形式:-|Amazon.co.jpで購入済み
解説に75ページ!でまず驚いた。注釈の類かと思いきや、当事者たちの証言から浮き彫りになった地獄絵図の様子だった。ここで何の希望が生まれるのかさらに興味がそそられた。そして、本篇へ。可能な限り、想像しうる当時の状況に精神を置き、考えながら読み進めるので、牛歩のような進度である。共感しようとしても、その精神レベルに達しない、いわゆる、ぬるま湯の幸福の中にいるからなのだろうが、フランクルとの対話は今後も続くだろう。良き友人として、この本を持つべきである。
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形式:-|Amazon.co.jpで購入済み
ドイツひどいひどい!だけでは無い内容。原始的な人間の感情や集団の希望と恐怖、人の中にある良心と狂気、視野が狭くなるときの人間の凶暴性。生き残るための本能。かつてのアウシュビッツの現実を感じながら、今の現実とオーバーラップさせられる本だった。自分はこの平和な現代で、安物の生き残るための本能を使っている虚しさに襲われる。
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