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フラナリー・オコナー全短篇〈上〉 (ちくま文庫)
 
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フラナリー・オコナー全短篇〈上〉 (ちくま文庫) [文庫]

フラナリー オコナー , Flannery O’Connor , 横山 貞子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

フラナリー・オコナーは難病に苦しみながらも39歳で亡くなるまで精力的に書き続けた。その残酷なまでの筆力と冷徹な観察眼は、人間の奥底にある醜さと希望を描き出す。キリスト教精神を下敷きに簡潔な文体で書かれたその作品は、鮮烈なイメージとユーモアのまじった独特の世界を作る。個人全訳による全短篇。上巻は短篇集『善人はなかなかいない』と初期作品を収録。

内容(「MARC」データベースより)

不治の病に苦しみ39歳で亡くなるまで精力的に書き続けたオコナーの作品は、不気味なまでに鮮烈なイメージとユーモアの混じった独特の世界を創り出している。個人訳による全27篇を上下巻に収載。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 442ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2009/3/10)
  • ISBN-10: 4480425918
  • ISBN-13: 978-4480425911
  • 発売日: 2009/3/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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23 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
悪意がなく、「善意」だけの世界。
ただし、そこはあまりにも狭量で、想像力がない。
故に、本人以外には残酷に映る。
その行動原理は狂信者のようでありながら、しかし、彼らはごく普通の人であり、読者が彼らと入れ替わったとしても同じような行動を取ってしまうかもしれない(例えば、怪我人に同情しながら、自分は無事でよかったと考えるようなエゴ)。
だから、登場人物を理解、感情移入しにくい(したくない)。
ここで、最も理解しやすいのが、聖職者やアウトサイダーたち。彼らの行動原理はけっしてぶれず、そして自由。それを前にして、上から目線の「善意」を振るう人々は折れてしまうことになる。この辺から、作者のキリスト教的精神が読めそうなんだけど、一読だけだと難しい。
なかなか感想が言いにくいんだけど、小説的に気に入ったのは、「河」「不意打ちの幸運」「田舎の善人」「強制追放者」「床屋」「収穫」あたりかな。
ハッキリ言って、読後はまるで爽やかじゃありません(笑)
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