個人戦術の定義は、最後の対談まで持ち越されるので、読者は、個人戦術が何のことかイマイチわからないままに読み進める必要に迫られる。 細かな技術の本だが、どこかで見たことはある技術だと思う。この種の本はコンセプトが勝負で、せっかくの個人戦術という言葉を自ら潰してしまっている。 丁寧な説明から入り、途中コラムを挟んでいかに個人戦術が身につけば差がでるのかを訴えて初めて購入する気が起きる内容。 全体を通して要らないスペイン語が大きく配置され、読みにくさを招いている。スペイン語でらしさを演出するより言葉で個々の技術の有効性を訴えて欲しかった。フットサルナビの本はたまに良いものがあるが、雑な構成や見せ方のせいで全てを台無しにしてしまっているものが多い。 この本も、紹介されている技術自体は役に立つと感じる人もいるとは思うだけに残念な仕上がり。手にとって購入する気にさせる本を丁寧に作って欲しい。