彼女だと知らずに、彼女の演奏を機内のオーディオサービスで耳にし、神経が解されるような、なんて心地よいピアノの音なんだろう。と、思いましたが、演奏者の名前を機内誌で見るのを忘れ、そのままになっていました。昨年TVで彼女のドキュメンタリーが放映されたのを見て、あの時の演奏が彼女だと知りました。今回このCDを聞いていると、昨年訪れたハンガリーやポーランドの風景やリストとショパンゆかりの場所が旋律に乗って思い出されます。このレビューでもいろいろな方がさまざまなコメントを書いていらっしゃいますが、音楽はその人の感性に響く、響かないで決まり、演奏者の善し悪しではないでしょう。マッサージ師の指の感触と同じで、人によって気持ちよい、気持ちよくないがあって当然なのだと思います。