このキットの定価は5,250円ですが、同じ値段だとタミヤのLFAがあります。
でも内容的には、タミヤのLFAよりもキットの内容が、「かなり」劣っていますので、
これから買う人は、タミヤLFAと同じ内容を期待すると、見事に裏切られますので、
注意してください。
エッチングパーツも付いていますが、
「付けたかったら、自分で全て穴を開けて、自己責任で付けてね」
と言わんばかりのパーツ割り、構成になっています。
例えば前後のダクト。
四角い枠とアミ部分が一体成型になっている為、
エッチングパーツをつける場合は、アミ部分に穴を自分であける事になります。
それが4つもありますから、かなり労力がかかります。
また、エッチングを使用したとしても、中がスッカスカな為(エンジンの再現が無いですし・・)、
それが見えるのが嫌な人は、わざわざ穴を苦労して開けなくても良いと思います。
プラパーツのディテールは良くできているので、個人的には
プラパーツのままで十分だと思います。
ここのメーカーは、タミヤと違って、「製品の詰めの甘さ」がモデルによっては
かなり現れてますが、残念ながらこのアヴェンタドールがそれに該当します。
以下に「駄目なポイント」を上げます。
<クリアーパーツについて>
・ライト、テールランプのパーツが小さく、装着すると隙間が開く
→
ホビージャパンのレビューでも書いてましたが、フロントライトの周り(上部の2辺)に
0.3ミリのプラ版を貼る必要がある
テールランプについては、構造的に対処ができないので、
隙間が開いた状態での装着になります。
<エンジンパーツについて>
・エンジンやダンパーなどが(見事に)一体整形となっており、
組みやすいとは思うのですが、
下部に付いているダンパーが「カマボコ」みたく成型されているので、
ディテールにこだわりたい人は、パーツを置き換える必要があります
(そのまま塗装しても、「ダンパー」と思わなければ良いかと思いますが・・)。
まあ、完成したらほとんど見えないですけど・・。
・エンジンの「Lamborghini」ロゴのモールドの片方が逆になってしまっている。
→
デカールは合っているので、モールドを削り取る必要があります。
<ボディについて>
全体の再現度についてはかなり良い方だと思いますが、
「給油キャップ」の形がおかしいです。
実車だと、「正六角形」なんですが、
残念ながら「長方形的な六角形」になっているので、
スジボリし直す必要があります。
<内装パーツについて>
これも(見事に)ほとんどが一体成型の為、
ツートンカラーにする場合は、マスキングする必要があります。
センターコンソールのスイッチ部分も一体成型の為、
内装色部分とシルバーの部分をマスキングする必要があります。
内装パーツについては、塗装を考えて色や材質が変わる部分を
極力別パーツにして欲しかったです・・。
技術的にはそんなに難しい事では無いと思いますけどね。
<ヘッドライト、テールランプについて>
これも(見事に)一体成型ですから、マスキングが必要です。
パーツ自体は小さいので、筆塗りでも大丈夫かと思いますが、
ヘッドライトのY字のホワイト塗装部分やライトレンズ、
テールランプのオレンジ、レッド部分は
別パーツにして欲しかったです。
「良いポイント」については、
「完成した後の見栄えが良い」ぐらいかな・・?
実車がかっこ良いですから、当然といえば当然ですが・・。
あと先日のプレスリリースで、アオシマからも
7月にアヴェンタドールが発売されるようですが、
こちらを買ったほうが断然良いでしょうね。
値段も4000円ですし、別売りのエッチングパーツにも期待が持てます。
カウンタックの出来が良かったので、個人的にも楽しみです。
フジミには、クリヤーパーツやエンジンのモールドを修正した
アップデート版の生産を望みます・・。
まあ、無理でしょうけどね・・。
以上