以下に印象を羅列します。
・刻印されているメーカーロゴからしても相当古いキットなのだろうとは思いますが、その割にヒケ、バリは少なめです。
ただ、そこはそれ。特に基礎部分などはやすりガケで徹底して面出ししてやらないとパーツの合いがうまくいかなかったりします。
屋根の塗装済みのグレーや金メッキパーツは、今時だとちょっと大きなお世話かもしれませんが、ここは好みが分かれるところでしょう。
・恐らくはそのまま無塗装でもいいようなパーツ割と成型色になっているのでしょうが、本格的に塗装しようとすると
組む段取りには気を配ったほうがいいでしょう。塗装後の接着方法も考えたいところ。
・壁面、柱に比べ屋根のモールドがあっさりしすぎの感があります。軒瓦の表現も今の技術からすれば少々物足りないです。
それから、多少嘘でももう少し屋根の反りを強調してくれたほうが、仰りで見たときに見栄えが良いように思います。
更に、扉が開閉するのはいいのですが、屋内が作りこまれていないので開けた時に困ったことになってしまいます。
逆に壁面・柱の表現はこのスケールではほぼ申し分ありません。
・中身に比べ箱が大きすぎます。同スケールの他の法隆寺のキットとサイズを合わせたのかも知れませんが、
箱を開けた時の失望感は箱の大きさ以上に大きいです。値段も高く感じてしまいます。
とはいえ、完成品の大きさそのものは手頃ですし、以上の点に気を付ければ相応に満足のいく模型に仕上がります。
「金堂」「五重塔」と揃えるとなおよろし。