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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
腕利きミュージシャンが音を楽しむ感覚,
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レビュー対象商品: For the Good Times (CD)
6年前の "The Little Willies" 以来、同じ面子でリトル・ウィリーズが帰ってきました。CDのジャケットのいでたちからしてニューヨークのミュージシャンらしい着こなしの4人と色付きの自由の女神ってな感じのノラ・ジョーンズのいたずらっぽい姿が、聞く前からくつろいだ音を想像させます。1940年代までのカントリー音楽は使っている楽器は違えどブルースやジャズと渾然一体としていたところが元々あり、それを現代的なブルースやジャズの感覚が先に出た演奏で再構築した趣なのが前作で、今回も基本的には同じことをやっています。そんな中、最初のスタンレー・ブラザーズの曲は少しひねった構成だったり、ハンク・ウィリアムズの曲はセクシーなデュエットのバラードに変貌したりと、バンドとしてライブを重ねたりして熟成しているので単なる昔の曲のカバーで終わらせていません。かといって腕利きの人たちがやってしまいがちな作り込み過ぎなところはなくて、そこはグループの名前の由来であるウィリー・ネルソンのお気楽さをちゃんと見習っています。ミュージシャンが一癖二癖あることをやりながらももとにかく楽しんでくつろいでやっている雰囲気は聞いている側にも伝染します。ここで取り上げられているマイナーな元歌も聞いてみたいものです。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
willie,
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レビュー対象商品: For the Good Times (CD)
約6年ぶりの2ndは前作同様往年のクラシックカバーを中心としたホンキートンク、カントリーアルバム。前作よりも更に派手な部分はないかもしれないが、原曲のイメージを継承した親しみやすい作品であり、各プレイヤーも出しゃばることなく流れに沿ったリラックスした音を奏でており、バンドとしての一体感は前作以上だと思う。 なんせ聴いていて気持ち良い。 ホンキートンク、時にジャズやソウルなアプローチとサウンドながら、現代的で洗練された知的な空気感はこの面子だからこそ。 特にB面のWillie Nelson82年のヒット作「Always On My Mind」収録「Paermanently Lonely」のしっとりとしたバラード〜タイトル曲Kristofferson作「For The Good Time」の流れは聴き惚れる。 レイジーに仕上げたQuincyとBergman夫妻のサントラ「Foul Owl」、タイトルトラック「For The Good Time」、そしてラストのDolly Parton74年名曲「Jolene」におけるNorahの歌声は堪りません。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ノラ・ジョーンズ風カントリー・クラシックの2010年代的展開,
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レビュー対象商品: フォー・ザ・グッド・タイムス (CD)
アメリカの酒場でバーボンでも飲みながら聴くとご機嫌な曲が集まった楽しいアルバム。ノラがヴォーカルの曲ばかりでなく、インストゥルメンタルの曲(M5)もあれば、ノラがバック・ヴォーカルを軽くつけるだけの曲(M7)もある。またブルースと呼んだ方が相応しい曲もある。だが、カントリーを中心とするアメリカのオールド・ミュージック(またはその風味)のスピリットをリスペクトしつつ21世紀に承継するというスタンスでアルバム全体は貫かれており、サウンドにぶれはない。古い曲のカヴァーが多いが、バック・バンドのサウンドのかぶせ方や音響処理、そしてジャジーなテイストをどこかに漂わせるノラなヴォーカルは2010年代の音だ。典型例が、ドリー・パートンのオリジナルまたはオリビア・ニュートン・ジョンのカヴァーを耳にした人が多いだろう、ジョリーン(M12)。若干スロー・テンポで、情感豊かに歌い上げ、完全に自分の曲としてしまっている。 アップ・テンポの曲も楽しくてよいが、ノラのヴォーカルののびやかさをより感じるスロー・テンポの曲(M2、M4等)が私は特に気に入りました。 なお、最後の曲(M13)は日本盤ボーナス・トラック。
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