車体が破損すること、グラフィックが綺麗なこと、ペイントがかなりの自由度を持ってできることは各所で相当言われているが、私はそれ以上に、音のリアルさ、ダメージ判定のシビアさ、チューニングの細やかさなども評価したい。
チューンアップするたびに、どんどん表情を変えるエンジン音、シフトチェンジのときの油圧が変わりギアがはまるあの細やかな音、ターボが空気を吸い上げる心地よい高音・・・
車をぶつけても、どこがダメージを受けているのかが音で分かってしまうくらいに、音がリアルなのだ。
衝突したときに、ぶつかり方や損傷箇所によって違う音(ガラスの割れる音・金属が割れる音・細かい部品が落ちる音etc...)がでるのも、うれしい。
サラウンド環境でプレイすると、クラッシュしたときに本物を壊したかのような絶望感が一瞬漂う。運転手視点の目の前を自車のバンパーやら部品やらが音を立てて舞っているのだから(笑
ダメージのシビアさについても、多分過去最高の出来だろう。
サスペンションなどは前後左右で別々のダメージ判定だし、タイヤ磨耗、ブレーキ磨耗、ガソリン消費なども判定、車のスペックによってそれぞれ磨耗量、消費率、損傷レベルも大きく変わる。
チューニングはタイヤの空気圧(前後別)から、サス、ブレーキバランス、ダウンフォースなど、車両のアップグレード具合によって変更できる。「可変式」のパーツをつけた部分がチューニングできるというかなりリアルなものだ。チューニングでは車のクラスは変わらないが、チューニングと腕しだいでは、レース内最低クラスの車両で勝つことも不可能ではない。そんな面白さもある。
いまのところ、実際の運転スキルが活かせるゲームは、このゲームと"Colin McRae DiRT"の二つのみではないかと思う。