基本的には会話で好感度を上げ、それによって発生するイベントをこなすことで、ヒロインと親密になっていくゲームです。
会話パートでは「バイオリズムマッチング会話」というシステムが採用されていて、思いのほかゲーム性があります。
相手の求めている話題を振らないといけない、話題によって上昇する好感度の種類が違う(ルート分岐に影響)、
同じ日に同じ話題を振ることができない、などなど、難しくはありませんが適当なプレイは許されず、いい塩梅です。
会話を上手く盛り上げることができれば、撮影やデートなどのご褒美もあるので、苦にはなりません。
イベントパートは、いわゆる普通のアドベンチャーゲーム形式で本筋が進行していきます。
といっても、イベント中にはもちろんシャッターチャンスが点在していますので、やはりここでもゲーム性を実感できます。
目玉である撮影パートはシステムとの親和性が高いと感じました。
好意を持っている女の子を撮影することがこんなに楽しいとは……と素直に感心できます。
適当な写真を撮ってもゲームの進行に何ら問題は生じませんが、不思議と良い写真を撮ろうという気持ちが湧いてきます。
撮った写真はヒロインに見せることができ、写真を見て嬉しそうにするヒロインを眺めてると「ああ良かったな」と。
ひたすら擬似的ではありますが、写真の楽しさの片鱗を感じることができると思います。
ただ読み進めるだけでなく、全体的にゲーム性を感じられる作りになっているので、
「女の子は大好きだけどビジュアルノベルはちょっと……」という方でも楽しむことができるのではないでしょうか。
もちろん、オーソドックスな学園ドラマと各種高水準のヒロインが揃っているので、恋愛アドベンチャーゲームとしても楽しめます。
恋愛模様見たさでも良し、ゲーム性と擬似体験目当てでも良し、俺はパンツを撮るぞー!でも良し。
惹かれる部分があれば、ぜひ手に取ってみてください。