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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
愛し合うフェレットが世界を変えてゆく偶然という名の奇跡の物語。,
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レビュー対象商品: フェレットの冒険〈2〉嵐のなかのパイロット (単行本)
永遠の名作「かもめのジョナサン」で一世風靡した、スピリチュアルな世界を追求し続ける作家リチャード・バックが32年振りに再び動物を主役にした物語を世に問いました。2002年に発表された本シリーズは全5話で構成されており、それぞれ違うキャラが登場する単独で読んでも楽しめる物語になっています。著者が語る所によると、本作は一緒に暮らしている10匹のフェレットから助言を受けながら書いたそうです。本シリーズの特長はフェレットが人間そのままの姿で活躍する点で、児童物に見られる動物の可愛らしさには全く触れていなくて、作中に時折出て来る彼らの‘前足’という表現でようやく動物だという事に気づかされます。彼らは悪とは無縁で人間以上に純真で愛と勇気や命の大切さについて教えてくれます。小さなお子さんのおられる親子で一緒に読んで楽しまれるのに最適でしょう。ひとつ注意として航空機関連の難しい専門用語がルビ無しで書かれていますので、助けてあげましょうね。第二話の本書は「嵐のなかのパイロット」編で、子供達を愛する女性パイロットのストーミィが大切な食糧を運搬する目的で困難な気象条件に怯まず諦めないで立ち向かう姿を緊迫感一杯に迫真の筆致で描いています。そして彼女は同じく子供を愛するパイロットの彼と運命的に出会って恋に落ちます。サイド・ストーリーとして年老いてフェレットの天国に旅立ったおじいさんを失って悲しみに沈む女の子に訪れた奇跡が感動的に綴られます。現在新潮社から最初の2冊が刊行されていますが、残りの3冊が出版される事を固く信じて楽しみに待ちたいと思います。
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