問題作ですね。相当おかしな事になってます。
でも興奮しちゃいます、凄い事になってます。
1番問題なのは、セカンドでここまで玄人的な音を作ってしまった事。
ファンが期待していた2nd像は、あくまで「大好きな1stの延長線上の路線」であった訳で
予定調和でも何でもいい、安心して絶賛したかった。
ここまで玄人的な音を出されてしまっては、肩透かしもいいとこでしょう。
「こいつらはこういうバンドだ、って決めつける人達っているだろ?」(アレックス)
若くてまっすぐ、やりたい事いっぱい!
進化する事への強い欲求が、周囲への期待と同調に背を向けたのか。
もっと凄い物を作れるという自信が、ためらいも無くこんな問題作を送り出したのか。
1stから比べると、分かり易い「歌謡曲」っぽさは影を潜め、
凝ったアレンジや曲展開でアーティステックに「聴かせる」要素が強くなりました。特にリズム面は最高に面白く、メロディと鬩ぎあう程に魅力的です。
興奮度やニヤリ度でも、1stなんかメじゃないくらい。嬉しくて叫びたくなる衝動!
どーだ、すげえカッコイイだろ!?
「つまらない」「分からない」なんて早々に見切りをつけず、逆に切り離されないようについて来いよっ!
…と彼らが言ったかどうかは知りませんが、
この作品によってリスナーの質も底上げされれば素敵ですね。
もうオアシスとかリバティーンズとか、そーいうのと同等のモノを彼らに求めるのは「お門違い」なんじゃないでしょうか。
余談ですが、マット(ドラムの子)はクイーン・オブ・ザ・ストーンエイジやマーズ・ヴォルタに相当影響受けたとの事ですが…どんどんその方向で極めて欲しいです(笑)。