昨日から聴いていますが、2年ぶりの最新作は
前作「In Requiem」の流れを汲んだヘヴィ路線でした。
特筆すべきはニックのVoで、彼らの原点である2nd「Gothic」や
3rd「Shades Od God」を思い出させるロウ&ディープな咆哮っぽい歌い方を
かなりの割合で復活させています。
グレッグの紡ぎ出すメロディも前作同様にシンプルで、
2曲目や6曲目の様にライブでヘッドバンギングを誘発するようなヘヴィな曲が多目です。
4曲目の単音リフ&ツーバス連打なんてまるで北欧ブラックのそれだし(^^;
9曲目はリフだけ聴いたらモロに現代版"Pity The Sadness"だし。
しかしこの重さ(と繊細さ)、そして特有のグルーヴというか横揺れは
聞き手に70年代のブラックサバスを想起させるには十分で、
彼らの中にブリティッシュロックの伝統が受け継がれている事を再確認させられます。
でもって、今回は"Dying Freedom","Hallowed Land", "Forever After"の様な
一聴して耳に残るメランコリックかつキャッチーな歌メロやギターソロは少ないので
「Icon」「Draconian Times」や05年の前々作「Paradise Lost」辺りの
重さ+血涙慟哭系メロディのバランスが好きな方にはちょっと厳しいかもしれません(^^;
2nd「Gothic」の頃の不穏な空気が甦っている点では「ゴシック」なメタルと言えますが
3rdの頃から聴いている者としては、初めて彼らの音楽に触れる人が
「これがParadise Lostのゴシックメタル」と思われちゃうと残念なので
あえて「この作品からParadise Lostを聴くべきではない」とアドバイスさせて頂きます(^^;
普段メタルを聴いている方を前提にとっつきやすさの順に並べると
Draconian Times
Paradise Lost
In Requiem
Icon
Shades of God
Gothic
Symbol of Life
One second
Believe In Nothing
Host
という感じになると思います。
(One Second以下はメロディはあるけど音圧足りなくて厳しいかも)
※1stのLost Paradiseは・・・デスメタルとしては良質です。
日本盤ボーナストラックは2曲。
11は並ですが、12はエレピやVoエフェクトも入るし
結構キャッチーで明らかにアルバムの曲とは毛色が違います。
前々作あたりのアウトテイクなのかも?
難しいと思うけど来日してくれませんかねぇ。有休取ってチッタで見たいです。
もちろん丸テーブルは無しの方向で!