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フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる
 
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フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる [単行本(ソフトカバー)]

佐藤 郁哉
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,045 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

◆研究者・記者・ライター必携のフィールドワーク入門◆フィールドワークには言わく言いがたいコツがあって、マニュアル化などできない、と言われます。しかし本書は、著者自身の調査体験を自ら吟味しながら述べるという、「フィールドワークのフィールドワーク」とも言えるユニークなスタイルによって、この難問に見事応えました。二十数年に及ぶ研究と、初心者が抱く疑問を知り尽くした教育経験豊かな著者にして初めて書くことができた、究極の入門書です。フィールドに赴く前に、調査の最中に、そして研究をレポートにまとめるときに、繰り返し読み直し、新たなアドバイスを発見できる、フィールドワーカー必携の書となるでしょう。小社のベストセラー、佐藤郁哉著『ワードマップ フィールドワーク』の続編として、また佐藤他訳『方法としてのフィールドノート』の姉妹編。

内容(「BOOK」データベースより)

失敗、苦渋、挑戦をつぶさに再吟味し、行きつ戻りつしながらデータを収集、分析、民族誌へと結実してゆくフィールドワーク。マニュアル化できない勘所を説きつくした、読めて使えるフィールドワーク入門。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 400ページ
  • 出版社: 新曜社 (2002/2/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4788507889
  • ISBN-13: 978-4788507883
  • 発売日: 2002/2/22
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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32 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ソコツ トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
表題どおり、実用的な「技法」をちゃんと教示してくれる本である。著者は実証的な社会科学の世界における日本で最高の教師だ。私は社会学専攻の学生だが、自分の学校の教授陣からはまともな「社会調査」のテクニックを教えてもらったという経験が、これまでなかった。「対象にはっつけ」といった謎めいたアドヴァイスをくれる方や、調査する相手と自己との関係性について熱く語る先生などはいたが、もっと具体的な作業の話になると、「実践してみて、試行錯誤しなさい」みたいな方向にもっていかれて、非常に困っていた。この本に出会って、ほとんど救われた思いがした。

技法の伝授以外でも、とくに著者の失敗談がおもしろい。「失敗から学ぶ、学ばせる」という姿勢が見事に成功しているのだ。著者が学生のレポートや論文を読んでいて、「過去の自分の失敗を思い出して、赤面してしまう」というくだりも、とても好感が持てた。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pecoe-o
形式:単行本(ソフトカバー)
この本は民族誌をまとめるためのフィールドワークについて
まとめられた本ですが、経営戦略を考えるときにも応用できそうな一冊です。

営業戦略の立案や新規事業の立ち上げのときには情報収集は欠かせません。
この数年で益々インターネットを通じて拾える情報は
増えてきたものの、それでもネットを通じた情報収集だけでは物足りず
仮説立案するためにはまだまだ現場での観察やヒアリングなどが
決めてとなることが多いのが現状です。

いわゆるフィールドワークが必要となってくるのですが、
ついつい、我流になっている下調べ、ヒアリングの仕方、
メモの取り方、情報整理の仕方など改めてフィールドワークの
ステップとポイントがわかる一冊になってきます。

抽出された情報について層別したり、整理することは慣れていた
としても、肝心の情報収集にバイアスがかかっていては元も子もなく
仮説も外れてしまう恐れがあるため、主観的になりがちなフィールド
ワークに客観性や正確さを求めることは極めて重要なことだと
日々感じています。

この本は少し前に書かれた本のようなので、
今とはツールの違いなどはありますが、基本的な心構えや
アプローチ方法などはとても参考になりました。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 拳を握って立つ女 VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
私自身、在学中にフィールドワークを行う機会がありました。
当時、文化人類学初学者でした。

フィールドワークは、
机で文献を読むこととは、
異なる営みです。

テーマ設定、フィールド選択から、
アポイント、アクセス、
フィールドワーク実行、
データの取得、分析、エスノグラフィー作成、
調査倫理、対人実地ゆえの葛藤など、
グループではなく、すべて独りで行うには、
不安が付き物です。

私もそうでした。
当時、フィールドワークの参考文献をいくつか漁りましたが、
フィールドワーカーに寄り添ってくれるような内容の本書には、
非常に助けられました。

例えば、文化人類学や社会学の歴史を概観し、
様々な学者、方法論、学説の紹介と課題を扱う書籍は、
枚挙に暇がありません。

ですが、これは、スポーツに例えれば、
テニスのルーツ、歴史、ルールを学ぶことでしかありません。
テニスとは何か、歴史的なプレイヤーは誰か、どんなコートやボールを使うか。

それを学んだだけで、
「私はテニスを学んだ」と本当に言えるでしょうか。

コートに立ち、ラケットとボールを持ち、
対戦相手とプレイして、
初めて「テニスを知る」と言えるのではないでしょうか。

残念ながら、大学の多くの授業が、
スポーツで言うところの「歴史とルール」を机で学ぶところで、
終わるものがあります。
これは重要な営みですが、
そこで終わっては高い学費を払って、
大学に入ったのにもったいないです。

当然、そこで購読することになる文献も、
「歴史とルール」に関するものがほとんどです。

誤解の無いように付け加えると、
もちろん一歩進んで、
優れた選手たちの試合を観戦するように、
諸学の研究者による様々な文献(エスノグラフィー)などを、
読み、様々な諸問題を議論することがあります。

これは大学で提供される優れた学問的営みであることは確かです。

本書は、言ってみれば、
実際にそのスポーツを行い、
選手を目指す人たちの本であると言えるでしょう。
その点で、
私自身非常に役立つものでした。

後のことは、他のレビューをご覧のとおりです。
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