フィンランド好きを強烈に唸らせる逸品がついに出ましたね。
今までの和書は「冬戦争」⇔「継続戦争」だったり、
「空軍」⇔「陸軍」だったりと、なかなか統一化されたモノはありませんでした。
(百瀬宏氏の著書は通常の史実だったりしますし...)
この本は凄い!
マニアックな海戦や民兵組織、豊富な写真(モノクロ)を利用した軍装の紹介など
至れり尽くせりです。
特に海戦史の記述は大変に珍しいと思います。文章量は多くは無く、写真もありませんが
今まで陸軍-空軍の資料オンリーだった状況に比べれば、これだけでも涙モノです。
フィンランド戦記を読むときに困る事は、地図が掲載されていない場合が多い事です。
どこを進んでいるんだ?と悩むと世界地図を見るのですが、これまた戦時中の
フィンランドの地名は今と違うらしくってなかなか見つかりません。
(一応、3万円もする世界地図で探しているのですが...)
この本は地図も豊富で実にいいですね!
ページ数が限られているので、他の豊富な文献資料を全てフォローしている訳ではないですが
通史としては充分に良いのではないでしょうか!
久しぶりに私は本を見た時に、大声を上げてしまいましたよ(笑)