ソ連がフィンランドに侵攻することで勃発した冬戦争(1939年11月30日〜1940年3月6日)
と停戦後に再び起こったソ連とフィンランドの継続戦争(1941年6月26日〜1944年9月19日)
を戦い抜いたフィンランド空軍のエースパイロット、イルマリ ユーティライネン氏の
自伝です。
本を読むまでは大国ソ連に攻められて小国フィンランド空軍は悲壮な決意で
戦ったんじゃなかと勝手に思い込んでたのですが、いざ読んでみると隊での悪ふざけや
同僚との会話などにユーモアーが多く明るくて悲壮感は全く感じませんでした。
戦争ですから、厳しいことや悲しいこともあったと思うのですがそれらには
あえて触れないのか、あまり書かれていません。
困難に直面したときに、このように明るく立ち向かうのも一つの理想だと思いました。
空戦の話も沢山出てきますので、空戦好きの人は楽しめると思います。
お気に入りの一冊なので星5つとしました。
なお本書は継続戦争までで、ソ連との停戦後のドイツとのラップランド戦争
までは書かれてはいません。