教育の分野で優れているフィンランドの学習方法を参考に、発想力・論理力・表現力・批判的思考力・読解力を養おうというコンセプトで作られた本です。
4コマ漫画の吹き出しに自分で考えたセリフを入れその理由を答える問題、マインドマップを使って連想されるものを書き連ねていく問題などがあり、考える力・接続詞を使って表現する力・それを説明する力の養成に繋がるでしょう。その結果、相手に分かり易く伝える力(=発想力・論理力・表現力)がつくのだと思います。
しかし、批判的思考力や読解力の部分に関しては、ページ数は全体の1/5しかありません。また、批判的思考力を磨くというよりは、物事の理由を多角的に考える力の養成と表現した方が適切かと思います。少なくとも、ディベートのように、ある考え方の論理矛盾を突いて批判するという感じではありません。
全体的には、発想力・表現力に重点が置かれた本だという印象です。企業内研修でも使えそうだというテレビ放送を見て購入しましたが、親子で取り組むと良いかなという印象です。また、一応の解答例は載っていますが、各問題に対し解答例は1つしか載っていません。ですから、何人かで一緒に取り組み、お互いの答えを発表しあう方が、色々な発送の仕方を学べていいと思います。