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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
数年ぶりの力作,
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レビュー対象商品: フィンランドはどこですか? (CD)
ここ数年は「ミュージカルの劇中歌」など、多方面で書き下ろした曲を集約したようなアルバムが 多かったように思います。 浩子さんは天才なのでそれらもアルバムもよかったのですが 過去の作品群と比較すると「ちょっと…」と思っていました。 しかし、今作は久しぶりに自分の中で大ヒットのアルバムでした。 何回聴き込んでも飽きない素晴らしい出来に脱帽です。 美しい曲、妖しい曲、脱力の曲、深い曲。 それぞれが際立ったとてもいいアルバムなので「近年の浩子さんは…」と 離れてしまった方々にも是非聞いてほしい一枚です。
27 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これは夢の破片か!?シュールの極みを集めた、唯一無二の世界,
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レビュー対象商品: フィンランドはどこですか? (CD)
NHK『みんなのうた』での数々の楽曲や、映画・ゲド戦記の主題歌「テルーの唄」の作曲者として知られる、美しいメロディーラインと歌声、メルヘンチックな世界観が特長の谷山浩子・34枚目のオリジナルアルバム。 谷山浩子の活動35周年記念作品という事で、縁のある人を招いて制作されたそうで、 小室等がサイドボーカルで参加していたり、橋本一子がアレンジで参加していたり、 中島みゆきが詞を提供していたりするのだが、その中身は、どこをどう切り取っても「谷山浩子」な感じです。 このアルバムを一言で言い表すなら【ヘンテコ】でしょうか(笑) だって、『フィンランドはどこですか』というアルバムタイトルからして「なんじゃそれは!」って感じですから。 この人の楽曲には、いわゆる【電波系ソング】と呼ばれる、毒を含んだシュールなものも多いですが、 このアルバムではソッチ系の曲が目立っていて、聴き進む程にその世界は怪しく深く美しくなっていきます。 「人魚は歩けない」「まもるくん」・・・曲タイトルだけで、もぅお腹一杯な感じですが、内容も強力! 特に「まもるくん」はゆったりした曲調で『みんなのうた』っぽいホンワカした曲なのに、詞が不気味で怖っ。 「終電座」は最終電車をモチーフにした曲だが、最後には谷山浩子にしかイメージし得ない・作れない、 とんでもない世界(日常)→(非日常)に展開していく曲で、もぅ目の前がクラクラ〜。 そして、そんな間に挟まれたラブソング「放課後」「きみのそばにいる」はより美しく儚く聴こえる。 中でもラストに置かれた中島みゆき作詞の、人が人を想う姿を雪虫に喩えた「雪虫-Whisper-」は心に染み入ります。 このアルバムは中毒になりまっせ〜。 谷山浩子をあまり聴いたことない方には、少々キツいアルバムかも知れませんが、あえて言います。 【必聴盤!】
43 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
万遍なくエッセンスが投入された素敵なアルバムです,
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レビュー対象商品: フィンランドはどこですか? (CD)
谷山浩子さんのCDを初めて聴く方は、メロディーラインの美しさと優しい歌声に、まずは癒されること受けあいです。変な歌や怖い歌もあります。次第にはまってしまいますよ。 このアルバムは、35周年目のCDでして、どの曲にも今までの浩子さんのご活動のエッセンスが凝縮されています。初めての方にも浩子さんのことがわかりやすい選曲になっています。 特筆すべきは、バンドやコーラスに、小室等さん、橋本一子さん、岩男潤子さん、劇団陰陽座 他の方々が参加していることです。そのことによって、このアルバムは、いつもとは微妙に仕上がりの違う感じになっています。 一曲づつ、感想を書かせていただきますね。 1.フィンランド この曲は、じつはモンティー・パイソンの曲なんだそうです。 浩子さんが訳詞をして歌っています。コーラスもいい感じです。 実在の国なのに、どこか遠くの夢の国を歌っているかのよう。 わざとちょっとはずした歌詞が、浩子さんらしいです。 頭の中に「?」を思い浮かべながら聴く楽しさもありますね! 2.図書館はどこですか? 暗い森の中をさまよう少女の声。 その声はいつしかもう一人の私の声とオーバーラップしていきます。 3.放課後 映画のワンシーンのようです。静かで透きとおっています。ほんの瞬間神様に祈る気持ちがせつなく愛おしい感じがします。 いつしか、自分も少年と同じような気持ちになっていることに気がつきます。 4.人魚は歩けない 人魚が、可愛くシュールなことを歌っています。 一度聴くと、人間と人魚が腕を組んで街を歩く姿が頭に浮かんで、消そうと思っても消えません。 5.まもるくん いい曲です。ただし、民謡調の曲に奇怪な歌詞がついています。 「まもるくん」の正体がわからず、何回も聴いてしまいます。 曲を覚えて口ずさむようになっても、「まもるくん」って一体なんなの!?と結局謎です。 6.きみのそばにいる ストレートなラブソングです。 男性が女性を守る気持ちがあらわれています。小室等さんの優しい歌声も聴けますよ。 7.タイタニア 恋をしよう 「夏の夜の夢」のタイタニアに捧げる歌のようです。 「タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと」 この場合、ロバは比喩なんですが、浩子さんのいつもの感じだと、ほんとうにロバと恋をしちゃいそうです。 「タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ」 星降る夜のエロスの世界。 耽美かつ官能的世界。美しいですよ。 8.きれいな石の恋人 宝石でできた恋人の歌。 無機質なものに恋をし、おつきあいをしてみたらこうだったよと、 ありえないことなのに、観察して淡々と歌われているところが、おもしろいです。 9.終電座 何百曲もある浩子さんの曲の中で、「銀河鉄道」という言葉が、はじめて使用された曲だと記憶してます。 宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」は、浩子さんにとって「好き過ぎて踏み込めない領域」だったはずなのですが、今回、おすすめの作品が出来上がりました。 浩子さんの星の神話の完成です!これは一つのお芝居みたい。 絶対聴いてみてください!サラリーマンの方、特に! 10.雪虫 Whispaer 中島みゆきさんが、作詞されてます。 歌詞は難しく強い感じがしました。 浩子さんは、フォークっぽく飾り気のない感じで歌われています。 普段、浩子さんの歌で、日常から非日常や異世界へシフトすることに慣れていると、この曲ではちょっと物足りない思いをするかもしれません。 「雪虫」というちょっとファンタスティックな言葉も、中島さんの歌詞中ではどこか現実味をおびています。 浩子さんがファンタジックな翼で飛んでいかないように、地に足をつけて歌うようになっている歌なのかな?と考えてしまいました。 いかがでした?言葉だけじゃ伝わらないですよね?早速買って、聴いてみてくださいね♪
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