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内容は芸術についての随想が中心になっている。とにかく、文体が雰囲気満点で魅力的である。「バビロンの流れのほとりにて」に比べると客観性が勝った文章だが、それが硬質な、それでいてしなやかなリルケの(そして森の)感性の動きにフィットしているように思える。美の息吹が感じられる。二宮正之氏の解説もありきたりではなく、森有正への共感に満ちたものである。
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