フィレス・レーベルの7枚組みCDで、アルバムとしては、初CD化(但し個々の曲は除く)、しかも全曲リマスター、Blu−spec化され、紙ジャケ仕様で、まとめて綺麗な化粧ボックスに梱包されています。そして、日本版には、オリジナル・ブックレット(日本語翻訳、亀淵さん朝妻さんの対談等が掲載されています)、6枚のフォトカード、日本盤シングル・ジャケット復刻版3種、2種類のステッカー、バツジが付録としてついています。アルバム自体は、何れも入手困難な物で、私も1枚も所有していません。
音がどう改善されたかですが、私は、バック・トウ・モノ(4枚組み)と、ベスト盤しか持っていませんから、ビ・マイ・ベイビー、ウオーキング・イン・ザ・レイン等重複している曲、10曲で比較しました。はっきり言える事は、薄皮のベールが2枚ぐらい剥がされた様な感じで、音がクリアーになり、ヴォーカルも鮮明になり音圧も向上しています。ただし、オリジナル・アルバム(アナログ)との比較は出来ませんから、その評価は、他のレヴュアーにお任せします。問題は、日本版の定価が高いか否かだと思いますが、私は買いだと思います。Blu−specだし、例の2人の対談で業界人しか知らない事を教えてくれますし、そら、大瀧さんのロング・エッセイがあれば文句は出なかったとは思いますが・・
私がP・スペクターを凄いなと思ったのは、ライチャス・ブラザースの一連の曲です(もちろんリアルタイムです)、他のアーチストにも大きな影響を与えますが、ビートルズの末期にも深く係り、雲行きは怪しくなったのは、J・レノンのロックン・ロールのときですか、拳銃を突きつけたり、テープを持ち逃げしたり、そして、ドラッグ漬けになり、殺人までおかし?、現在は、塀の中です。
日本でも、大瀧さん、山下さんを始め数多くの人が影響を受けています。そうそう、最近スマイル・セッションを出したB・ウイルソンもその1人です。そんなP・スペクターの功績の一端をこのボックスを聴いて思い出してください!!!