実在する詐欺師の話が元になっているということだったので、もっとミステリアスでハラハラドキドキするようなストーリーかと思いきや、思いっきりラブコメでした。(笑)
主人公をジム・キャリーが演じていることもありますが、いい意味でも悪い意味でも全編にわたって不真面目さが漂います。私は嫌いじゃないですが。こってりと計算し尽くされたキャラは、濃くて、ハイテンションで、クドい。
最初は、妻と子供のいる平凡な警察官。しかし、実は、<実はわたしはゲイで、ゲイであることは金がかかるので、詐欺師をやってます>と、ナレーションでばらす。本人のナレーションと内容とが微妙に揺れるスタイルなので、何から何まで怪しくなるし、どこまでが本当なのか判りませんが、大体のところは本当なんでしょう。(苦笑)
スティーブンが恋に落ちるフィリップをユアン・マクレガーがとてもチャーミングに演じていてます。彼のまるで少女のような可愛らしい可憐な演技は、一見の価値ありだと思います。
スティーヴンは、フィリップの誕生日(13日の金曜日)に限定して、5年間のあいだに4度脱獄をはかったという。これは、全米の刑務所史上例がないらしい。確かに、あり得ないけど、本当の話でした。