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フィツジェラルド短編集 (新潮文庫)
 
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フィツジェラルド短編集 (新潮文庫) [文庫]

F.S. フィツジェラルド , 野崎 孝
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

抜群の感受性で時代の寵児となり、真摯に人生の理想を追った人フィツジェラルド。「人生は崩壊の過程である」となぜ彼は書くことになるのか。ニューヨークの上流家庭に生まれた青年アンスンを憧れと揶揄をもって描いた「金持の御曹子」、大恐慌後、パリに静かな悔恨と不屈の魂で佇むチャーリーに熱い思いを託した「バビロン再訪」等、彼自身と当時のアメリカを彷彿とさせて魅力的な6編。

登録情報

  • 文庫: 291ページ
  • 出版社: 新潮社 (1990/08)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4102063021
  • ISBN-13: 978-4102063026
  • 発売日: 1990/08
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gaznak
形式:文庫
珠玉の短編集であるが、収録中、特に「冬の夢」はあまりにも素晴らしい。ジュディへの思慕(美しいものへ圧倒されるあの気持ち)が少年期の未来への希望とともに生き生きと伝わる。情景描写もフィッツジェラルドらしい、いつもながら詩的なもので、特に湖畔の場面はためいきをつくほどの清らかさ。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By A-yuu
形式:文庫
スコット・フィッツジェラルドといえば『グレート・ギャツビー』だが、この短編集もなかなかであると思う。
この短編集でもその時代の華麗さ、倦怠感、虚栄、孤独というものが入り混じった活字の海を滑ることができる。
フィッツジェラルドの世界は、都市=「極彩とアスファルト」に溢れ、愛と欲望、自尊心と軽蔑などの内的レアりティーを彼の巧みな洞察力で描き出している。

比喩を多用した、活きた情景描写、
登場人物の性癖や人種の叙述から始める方法など
面白い点もたくさんあるのだが、
同時代に生きていない私には共有出来ない感覚や、途中退屈に思える箇所があった。
しかし全体としては楽しめる本であると思う。

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ライ麦畑 2005/11/4
形式:文庫
 での名訳で知られる野崎孝が訳者。ていうか、だから買いました。
 それにしても面白い。
 中でも秀逸なのが乗継ぎのための三時間。電車の乗り継ぎ時間のあいだにむかしの女を訪ねる主人公だが、そこで衝撃的で言い知れぬ悲しみや切なさを味わう。その感じが絶妙に出ていて素晴らしい。
 氷の宮殿はアメリカ南部と北部の対比を書いた作品だが、イマイチピンと来ない。あとは泳ぐ人たち、金持ちの御曹司などはもう素晴らしい短編だと思う。
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