溢れんばかりの健康関連情報の中にあって、我々は自然に即した本来の法則、すなわち「生命の法則」とも呼ぶべきルールを見失っていると言う。例えば、人間はもともと果食動物だったのだから、まずは果物を中心としたメニューを構成せよという。「果物は私たちの体内に摂取できる最も重要な食べ物だ」とまで言い切る。一方で「牛乳は決して人間のために作られたものではない」と論じ、カルシウムを取るためだけならば果物や野菜で十分だと、具体的な食材の例を示して解説する。ダイエットについては「私たち人間のあらゆる行動のなかで、最も効果がなく奇妙な行為」と批判する。
本書の後半では1日3食、4週間分に及ぶ理想のメニューを示す。さらに果物と野菜を中心とした推奨料理のレシピを公開している。本書向けに最近加筆された章もあり、米国民の肉食離れやベジタリアン(菜食主義者)が増加している実情などにも触れる。
(日経ビジネス 2006/06/26 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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