浅田選手や安藤選手だけでなく、澤田選手や若手に至るまで幅広い選手の紹介なので、比較的取り上げられる機会の少ない選手のファンにもお勧めです。
村主選手が自分のロシアでの愛称が、自分の名前と妹さんの名前が合わさった感じになっている、と喜んでいた話など、微笑ましいエピソードもあります。
ある意味、示唆的だったのは、安藤選手がトリプルトウ・ダブルトウのコンビネーションに加点が付いたら、トリプルアクセルと同じくらいの点が貰えた、と語っていたところです。世界で現在ではクリーンに飛べる(ダウングレードが出ないくらいに飛べる)のが一人しかいない高難度ジャンプが、ジャッジにはトップ選手には比較的簡単なジャンプのコンビネーションと同じ位の評価しかされない、という点は、如何にトリプルアクセル以上の高難度のジャンプが軽視されているか、が良く示され、現在のフィギュアスケートが以前とは全く違ったものであるというのを改めて実感しました。