学校の部活でフィギュアを作る、そんなアレな部にと無理やり入れられる「一般人」が主人公の漫画です。でもその割に、4コマ内でのオタ濃度はそれほどでもなし。主人公以外のキャラ達、方向性がそれぞれ違う各方面に特化してのオタ揃いなのですが、その彼等のセリフが「ただ流れていくだけ」でそれらについて主人公が訝るか引くだけ、とそんな反応ばかりなのが多分そう思わせられる原因ですかね……。
もう少しメインテーマたるフィギュアについての専門的な話、それを本編内で乱舞させても良かったのではと読んだ後に率直に思ったり。
「一般人」たる主人公の視点に焦点を合わせ過ぎた結果、濃いオタにとっては物足りない内容にとなってしまっている気がします。そのフォローなのか、巻末にフィギュアの制作過程についてのみ説明される漫画がありましたが、これをもっと薄めて本編全体でやってくださいよ、と。
キャラ達はみんな気持ちのいい、好感の持てる人達ばかり。女キャラメインの構成ながら、他に男キャラもちゃんといてかつそちらもキャラが立っているのがいいですね。その彼女等の掛け合いに「濃い話=よりオタ的な話」が今よりもっと積極的に絡むようになればこの漫画はきっと化ける、その願いを込めて☆4つにとしておきます。