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今の自分がやっていることは、本当に自分がやりたいことではないのではないかという思いにとらわれながら、生きている人は世の中にたくさんいるのではないだろうか。角野さんも、書くことにめぐりあうまで、さまざまな経験を重ねる。
幼少での母との死別、優しい父、新婚後のブラジルへの移民、ブラジルまでの船旅、ブラジルでの生活、日本への帰国、子育て。やがてそれらの経験は直接・間接に、作品の中に活かされていく。人生に無駄なことなんてひとつもないんだと改めて感じさせてもらった。
ジュニア新書が対象とする自分の未来を考える中高生はもちろん、その父親・母親の世代にとっても、自分の人生を見つめなおす意味で、読む価値があると思う。(ちなみに私は、中高生の子供を持つ父親です)
塾や家庭教師をやっている生徒にも是非読ませたい、と思いました。これならば文章もかんたんで物語文でないながらも
楽しめますし、内容も表現も素晴らしいです。思い出してレビューを書きながらもテンションがあがってしまいます。
親子で読める本ですし、大人が読んでも、『赤毛のアン』を始めて読んだときのような感覚になれる気がします。
昔のジブリ作品が好きな私はこの本を読んで即ビデオを見返してしまいました。
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