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でも取り上げられている映画をよくよく見ると、批判しやすい映画を批判しているという気もします。それともこの本で批判されている映画って世の中では案外高い評価を受けているのでしょうか?「スフィア」「アルマゲドン」「ロスト・イン・スペース」「フィフス・エレメント」ハリウッド製の「ゴジラ」「ミッション・トゥ・マーズ」…。こんな映画、ほめる人がそもそもいないんじゃないでしょうか。読んでいてなるほどと私を思わせるほど鋭い指摘が出てくる作品は「千と千尋の神隠し」「トゥルーマン・ショー」くらいかな。
いや待てよ、批判されている映画は内容は薄くても興行的には成功の部類の作品ばかりだから、この本が批判の対象としているのは作品そのものよりも、こんな映画を見に行く日本人自身なのかもしれないですね。