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ファッションの20世紀―都市・消費・性 (NHKブックス)
 
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ファッションの20世紀―都市・消費・性 (NHKブックス) [単行本]

柏木 博
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、あなたはスカートではなくジーンズを身に着けているのか?あなたをスタイルの選択へと赴かせる「力」とは何なのか?―今世紀初頭、わたしたちのファッションは社会的規制から解放され、市場経済システムという「力」の下に委ねられた。衣服における性差の消滅を促進した2つの大戦を経て、パリからアメリカ、そして泡沫経済下の東京へ…この見えざる「力」の移動の軌跡を追いながら、ポール・ポワレから川久保玲、三宅一生にいたる、衣服に反映された時代の意識と欲望のあり方をあぶり出し、わたしたちの「ファッションの20世紀」の意味合いを問い直す。

内容(「MARC」データベースより)

ポール・ポワレから川久保玲、三宅一生にいたる、衣服に反映された時代の意識と欲望のあり方をあぶり出し、ファッションの選択の「自由」という視点から、20世紀という時代を見つめ直す。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 246ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (1998/07)
  • ISBN-10: 4140018313
  • ISBN-13: 978-4140018316
  • 発売日: 1998/07
  • 商品の寸法: 18 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 160,862位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
ある物事に対する歴史記述があれば、それを書く側が門外漢であれ、それは「歴史的事実」として、まかり通ってしまう。「記述」されることの怖ろしさは、そこにある。この本には、あまりにも歴史記述の誤りが多く、それは「客観性」だの「学術的」だの云々する以前の問題だということを筆者も認識すべきだ。しかも誰それによれば・・・の引用が多く、ほとんど原資料にあたっていない。それによって客観性をもったような形式をとりながら、じつは自分の論旨に都合の良い歴史の組み立てをしているにすぎない。ようは筆者の過去のデザイン論の文脈の中に、すっかり同じ形でファッションを入れ込んだだけである。ようするにタコツボ。

ミニスカート誕生の大間違いに始まり、ヒッピー・カルチャーとパンクの大きな相違に対する認識のなさなど、当人がもともとファッションに興味がないのが一目瞭然。あとがきにあるように、ファッションに関して「門外漢」であり、「資料の収集、発見」の多くをNHKブックスの編集者に頼ったということであるから、この程度のものしか書きようがないのだろう。近代の消費システムへの言及が多いが、すでにジャン・ボードリヤールらによって語られたことの反芻であり、「横断的な文化論」としてもレベルの低いものと言わざるをえない。
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
デザインという言葉がつけば、何でも屋の著者が、まったく知識のないファッションに手を出したのが間違い。しかも間違いの多いブリュノ・デュ・ロゼルの『20世紀モード史』ばかり引用しているのも間違い。ミニスカートが生まれた経緯なんて、完全に歴史記述がデタラメ。クレージュよりもマリー・クワントが先です、柏木さん。

しかも彼はマリー・クワントを人の名前じゃなくてブランド名だと思っている。「ジンジャー・グループ」という会社がマリー・クワントというブランドを作って、、、なんて記述になると泣けてくる。逆だって!

これが日本のデザイン史の「権威」だよ。凄すぎ。無意味にロラン・バルトを引用する前に、PUNK発生におけるヴィヴィアン・ウェストウッドの役割くらい調べておこうよ、というかそんなの常識。絶版にすべき間違いだらけの本です。★ゼロです。 
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By モチヅキ VINE™ メンバー
形式:単行本
 本書は近代デザイン史専攻の1946年生まれの著者による1998年の著作である。本書のテーマはファッションを手がかりとして20世紀という時代の思考・感覚・意識のあり方を検討することである。19世紀末から20世紀初頭にかけて、ファッションは近代消費システムに包摂される。20世紀半ばの世界大戦期に、従来の階層社会が平等な国民のシステム社会へと組み替えられ、現代の消費社会の前提が築かれ、さらに冷戦下アメリカン・ウェイ・オブ・リビングがそれを促進する。1960年代の対抗文化の中、若者は消費文化を否定し、従来の価値観への異議申し立てを行い、裸体・古着・エスニックファッション等に新たな価値を見出すが、それはやがて資本に回収されていく。1980年代には多品種少量生産の時代に突入し、DCブランド等が自己探求型消費の要求に応えていく。ここに消費社会は徹底され、差異化されたデザインが氾濫し、問題がポストモダンという言葉の前で忘れ去られた。著者はこうした状況に、消費の意味をめぐる闘争で対抗しようとしている。

 以上が本書の概要であるが、大まかな流れ自体は興味深いものの、やや議論が抽象的である。これはファッションというとらえどころのないものを扱っているためであろう。また、著者自身認めるとおり、扱うブランドや場所(主として西側先進国)の選択が恣意的である。また、グローバリゼーション下の変化(生産の問題!)についても触れてほしかった。ただ、ミニスカートが女性の肉体の誇示による男女平等の主張を伴っていたという指摘など、興味深い事実がいろいろ分かる。

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