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ファザーファッカー (文春文庫)
 
 

ファザーファッカー (文春文庫) [文庫]

内田 春菊
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第4回(1994年) Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

十五歳のとき、私は娼婦だった。売春宿のおかみさんは私の実の母であり、ただ一人のお客は彼女の情夫で、私の育ての父だった……

登録情報

  • 文庫
  • 出版社: 文藝春秋 (1996/10)
  • ISBN-10: 4167267047
  • ISBN-13: 978-4167267049
  • 発売日: 1996/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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60 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
貴重な1冊。 2003/10/11
By カスタマー
形式:文庫
「どんな親だって、本当は、子どもが大事なんだよ」
私が両親からの暴力に耐え切れず、家出したいと友人に相談した時、こんな言葉をかけられ、反対された事があった。
彼女はきっと、親から子への虐待とはどんなものか、そのような家庭で生きていくのはどのようなことか、想像できなかったのだろう。

この作品では性的虐待という大きな問題が描かれているが、それよりむしろ主人公静子が描写した「家庭の空気」そのものが強く印象に残った。
私の家庭に流れていたあの「空気」と同じだったからである。

虐待を知らない人には、リアルにそれが伝わる本。
虐待を知る人には、勇気を与える本、であると思う。

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64 人中、56人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
10年くらい前になるが、この私小説を読んだときの衝撃は忘れられない。こんな過去を公表してこの人は大丈夫なのだろうか、というのが当時の率直な感想だった。何が大丈夫なのかというと、周りの人から好奇の目で見られるのではないかと心配したのである。そして、見てはいけないものを見てしまった気がして、二度と本を開く気にならなかった。思い出したくない忌まわしい過去を小説化し、世に出すということは、古傷をえぐり、その血で文章をしたためるような行為である。どれだけの割合か正確に把握することは不可能であるが、今現在も日本に家庭内の性的虐待は確実に存在する。そして、虐待は悲しい連鎖を繰り返す。父親から性的虐待を受けていた女性が、赤ん坊の睾丸を反射的に切り取ってしまった事件は、まだ記憶に新しい。たいていの場合、性的虐待を受けた少女たちは、誰にもそれを打ち明けることができず、心に暗黒を抱き、自分自身を否定してしまう。著名人である内田春菊が、自分の過去を公表したことによって心を救われる女性たちは必ずいる。その意味でこの小説の出版の意義は大きい。果たして自分だったら公表できるだろうかと考えると、彼女の勇気あるカミング・アウトに心から敬意を表したい。
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この話のどこまでが、内田春菊の事実体験談なのかは定かではないが、彼女はほぼこれに近い経験をしたということなのだろう。かなり凄惨な状況であるにも関わらず、語り口がユーモラスで淡々としており、小説というよりは回想記という感じである。終わり方は悲しさの中にも一種の解放感があってなかなか良いと思う。これと似たような経験をしている女性は相当いるのだろう。個人的に面白いと思ったのは、主人公の母親が家族の写真から離婚した夫の部分だけを切り抜いたりしているという冒頭のくだりである。私の両親も離婚したが、母親が同じことをやっていたからだ。おかげで、私には父親と一緒に写っている写真が異様に少ない。思わず苦笑してしまった。
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投稿日: 2005/7/13 投稿者: demekichi
苦労知らずで生きてきた人間は覚悟して読め。
内容はかなりキツイ。
世界中で等しく存在する‘大人は子供よりえらい’とか‘我が子がかわいくない親はいない’... 続きを読む
投稿日: 2005/1/23 投稿者: 春夏秋冬
妊娠中絶の話は衝撃
まだ少女だった著者に対して繰り返される,養父の理不尽な家庭内暴力の日々を綴った自叙伝。妊娠を認めたくなくて誰にも本当のことを話せず,15歳で体験した,妊娠6カ月で... 続きを読む
投稿日: 2004/5/11 投稿者: jjon-com
なぜか少し懐かしい。
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悲しいまでに女性である母
亭主関白の意義を履き違えた支配欲と愛情をすりか... 続きを読む
投稿日: 2004/1/23 投稿者: amezon
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