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ファウスト〈1〉 (新潮文庫)
 
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ファウスト〈1〉 (新潮文庫) [文庫]

ゲーテ , Johann Wolfgang von Goethe , 高橋 義孝
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界の根源を究めようとする超人的欲求をいだいて、ファウストは町へ出る。理想と現実との乖離に悩む彼の前に、悪魔メフィストーフェレスが出現、この世で面白い目をみせるかわりに、死んだら魂を貰いたい、と申出る。強い意志と努力を信じる彼は契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて、少女グレートヒェンに恋をするが―前後六十年の歳月をかけて完成された大作の第一部。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ゲーテ
1749‐1832。ドイツ、フランクフルトに生れる。ライプツィヒ大学で法律を学び、弁護士を開業。1774年、ドイツ帝国最高法院で実務を見習った時の恋愛を材にとった『若きウェルテルの悩み』を発表し一躍その文名をとどろかせた。その後も精力的に詩集、戯曲、小説を発表。招聘されたワイマル公国では大公に信を得て大臣から内務長官、そして、宮廷劇場総監督として活躍した。今なお世界中の芸術家、思想家に影響を与え続ける不朽の名作『ファウスト』を1831年、着想から実に60年の歳月を費やして完成させた

高橋 義孝
1913‐1995。東京生れ。東大独文科卒。九大、名大、桐朋学園大等で独文学教授を歴任。翻訳の他、評論、随筆でも高い評価を得た。『森鴎外』(読売文学賞)等著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 381ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1967/11)
  • ISBN-10: 4102015035
  • ISBN-13: 978-4102015032
  • 発売日: 1967/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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49 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ありとあらゆる知識・教養を身に付けながら、なお心が満たされないファウスト博士。そんな彼に、悪魔メフィストーフェレスは契約を持ちかけます。ファウストの探究心を満足させ、「時よ、とどまれ、お前はじつに美しい」と言わせれば、ファウストの魂は悪魔のもの、そう言うまでは、メフィストーフェレスはファウストの下僕として働かなければならない。ファウストはこの賭けに乗り、彼の探索の冒険が始まります。

全編を通して、聖書、ギリシア神話などを題材に取った様々な興味深い逸話が散りばめられていて、いやでも引き込まれていきます。第一部の中では、特にグレートヒェンとの悲恋、そしてワルプルギスの夜の騒乱の場面が圧巻です。

ファウストは、賭けに負ける、つまり魂を悪魔に渡すことによってしか究極の満足を得ることができないわけで、至極逆説的な設定になっています。近代化・科学に対する皮肉、近代人の苦悩などいろいろなメッセージを読み取ることが可能です。ゲーテが書き上げるのに60年かけただけの読み応えで、考えさせられることは、間違いありません。

また訳文も素晴らしく、平易で読みやすいです。翻訳書は読みにくいことが多いので、この本もずっと避けていましたが、実際読んでみると、スラスラと読みやすく、意味もちゃんと通じてきました。名訳の一つだと思います。

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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
やはり名著。 2001/11/4
By "nyu2"
かなり前に一度挫折して今回再挑戦。原本に触れる前に評論をそこかしこで目にしていたのでかなり気負って読み始めたのだが……面白かった。これは訳文に負うところが大きいのだろう、適格かつ歯切れの良い文体に引き込まれた。ファウストの語る人間像は現代にあっても全く色褪せていない。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Tanaka
一部は、ストーリーとして普通に読めるけど、なーんでこんなに雰囲気が暗いんだろうって思ってたら、書斎、夜、夜、夜、曇れる日、ってそりゃ全体の雰囲気は暗くなるなぁ。そんで一部は、通しで2回連続で読んでみたけどそぉんなに面白くないかな。
もう二部をいきなり手にしな!!って言いたいところだけど、やっぱり登場人物が1部から引き継がれているので1部から読んで欲しいな。
みんなこの本はバックグラウンドが試される本、なんて言うけど、そんな事無いよ。
日本人は聖書を読まないけど、カラマーゾフ読むでしょ?ギリシャ神話を読まなくてもファウストは読めるよ。
200年前のゲーテの時代より進歩した世界に住んでいて多角的に本を読んでいる(ほぼ無宗教国家だからか?漁るように本を読む民族だと思ってる)日本人という民族は世界的に見てもやっぱり珍しい。これほど、世界の文学が翻訳されていて、誰の訳がいいと討論できる国は少ないよ。日本人なら絶対読めます。

村上春樹?はカラマーゾフはどこを開いても面白い、なんて言っていたような気がしますが、そんなことない。
ファウストの二部は、本当にどこを開いても面白い。詩としても読めるからね。

下の、ゲーテに失望したよ。ってレビュー。
初めてファウスト1部を読んだとき、『なるほどな』と納得したので、まぁ人にお勧めはするものの、あなたがどちら側に転ぶかはわかりませんが、とりあえずめちゃめちゃお勧めです。
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